おはようございます!ホットヨガスタジオLAVAトップインストラクター2021の小川実納です。
夏の暑さが少しずつやわらぎ、徐々に秋の気配を感じる季節になりましたね。幾分過ごしやすくなり、秋の味覚や紅葉を楽しみにされている方も多いと思います。
そんな風に秋を楽しもうと思っていた矢先、「あれ?なんだかカラダが疲れている気がする…」「気持ちがなんだか乗らない…」と、ちょっとした不調を感じることも。
例えば、食欲不振や慢性的な頭痛・疲労感・やる気が出ないなど…これらの心身の不調は、もしかして「秋バテ」かもしれません。
夏の暑さからくる「夏バテ」とは違い、夏から秋にかけての季節の変化によって起こる「秋バテ」。今回は、そんな「秋バテ」解消に効果的なヨガポーズを2つ紹介します。ぜひ生活に取り入れて、楽しく健やかに秋を過ごしてくださいね♪
ベッドの上で出来る!カラダをリセット「ワニのポーズ」
暑さが主な原因となる「夏バテ」。暑さが落ち着いたはずなのに、涼しくなっても症状が続くようなら、夏の疲れの蓄積や、気候の変化が影響しているかもしれません。
私たちのカラダは、気候の変化に合わせ体温調節が行われており、暑いときには発汗して体温を下げ、寒いときにはカラダを震わせ体温を上げます。
残暑~秋の変わり目である今の季節は、高温多湿の夏から、空気の乾燥や気温の低下といった気候の変化が大きくなる時期のため、それに順応しようと、カラダは大忙し。気候の変化に対応できるよう、まずは、夏の疲れからカラダをリセットすることが大切です。
今回紹介する「ワニのポーズ」は、上体をねじったまま深呼吸をし、腹部、背部、臀部を優しく刺激を入れることで、全身の血行が良くなります。
ポーズのあとには、カラダの重だるさが抜け、すっきりした感覚が味わえますよ♪ベッドの上でもできるので、一日の終わりにぜひ取り入れてみてください。
「ワニのポーズ」
1) 仰向けになり、両膝を立てて揃える。かかとは少しお尻に寄せて、両腕を横に伸ばし、手の平を床に向ける。
※腰が床から浮かないように
2) 息を吸って、吐きながら両膝を左に倒す。顔は右に向けて、深呼吸をしながら30秒ほどキープ。
左右反対側も同様に行う。
両膝を横に倒した際、目線とは逆側の手を上の脚に載せると、腹部のねじりを強めることができ、血流促進効果がアップ!
ポイント
- 両腕は肩よりもやや下方向に伸ばし、肩回りの力を抜く。
- 両肩は床につけたまま、上体をねじる。
- 無理に大きく上体をねじろうとはせず、上半身に力みがなく、深呼吸できる所を目安に膝を倒す。
胃腸の働きをよくする!「ツイストランジ」
夏の疲れの蓄積・・果たしてどこに疲れが溜まっているのでしょうか。答えは「胃腸」です。夏の暑さから、つい冷たいものばかりを食べたり、食が細くなって軽食になっていた、という方も少なくないと思います。
冷たいものを食べると、気持ちがすっきりしたり、体温調節の助けにもなるので、良い面もありますが、過剰に摂りすぎてすぎてしまうと、胃腸を冷やし、その働きを低下させてしまうことに。
結果的にちょうど今頃、「秋バテ」の症状としてカラダに現れます。
また、胃腸の働きが悪くなると、栄養の吸収が悪くなり、カラダを動かすエネルギーが不足するために、カダラの重だるさや倦怠感として症状が出てきます。
このポーズでは、お尻や太ももの大きな筋肉を使い、カラダの熱を生み出しながら、腹部をねじって腸に刺激を加えることで血行を良くし、胃腸の働きを改善します。
せっかくの「食欲の秋」。より健やかな自分でこの季節を楽しむために、ヨガで夏の疲れを吹き飛ばしましょう♪
「ツイストラウンジ」
1) 四つん這いになり、手は肩幅、脚は腰幅に開く。脚の付け根の真下に膝があるように。
左脚を両手の間、やや左手寄りに置く。
2) 右のつま先を立て、右脚の付け根が伸びるところまで、膝を後ろに引き、膝を伸ばす。
3) 息を吸って、背筋を伸ばし、息を吐いて、左手を上に伸ばす。視線は左手の先に向ける。そのまま30秒ほどキープ。左右反対側も同様に行う。
4) お腹のねじりと深めたい場合は、右手を左脚の外側に置く。
ポイント
- 前足の足裏と、後ろ足のつま先で床を踏み、下半身を安定させる。
- 息を吐くときにお腹をへこませると、さらに効果アップ!
今回のブログを担当したのは…
ホットヨガスタジオLAVAトップインストラクター2021 小川実納(おがわみな)さん
詳しいプロフィール:https://yoga-lava.com/top_instructor/instructor_12.php
Instagram:mina.ogawa_topir
ホットヨガスタジオLAVA:https://yoga-lava.com/
☆次回は、9月22日(水)にUP予定です♪