ホットヨガスタジオLAVAのトップインストラクターのみなさんによる連載「心とカラダを磨く！LAVAのセルフエステヨガ」では、おうちでできる心とカラダを磨くセルフエステヨガをお届けします♪（毎月第2、4水曜日更新）

ホットヨガスタジオLAVAのトップインストラクター河村友理乃です。

今回は「ほっそり綺麗な手首編」というテーマで、手首の疲れやむくみを取るポーズを2つ紹介します。

長時間PCやスマートフォンを使ったり重い荷物を持ったりすることで、知らず知らずのうちに疲れが溜まりむくんでしまう「手首」。ヨガのポーズで、これらの症状を簡単に解消しましょう！

春めいてきて徐々に薄着になるこの季節。春服の袖からほっそりとした綺麗な手首をのぞかせてみませんか。

腕全体を温めて手首の疲れをオフ！「正座のキャット＆カウのポーズ」

手首の疲れやむくみ取る秘訣は、腕全体の筋肉のコリを解消して温めることです。

手のひらの向きを変えて手首を曲げるヨガの「正座のキャット＆カウのポーズ」は、腕の内側と外側の筋肉を両方しっかり伸ばすことができます。

手のひらが床向きのときは、ペンやお箸などを持つ際に主に使う腕の内側の筋肉が伸び、手のひらが上向きのときは、腕の外側、特に二の腕が伸びます。腕の両側をしっかり伸ばすことで、腕全体の血流がよくなり、たった数分でも腕が温まり、軽くなったような感覚を味わえるはず！

さらに、背骨を丸める動作と反らす動作を組み合わせることで内臓の働きが活性化して水分が代謝しやすくなるので、むくみにくいカラダをつくる効果も期待できます。

「正座のキャット＆カウのポーズ」

1）　正座になり、ひざを肩幅に開く。手のひらを床に向けて両手をひざの前につき、手首を外側に回して指先をひざに向ける。

2）　肘を軽く緩めてから、手のひらを返し、手の甲を床につく。

3）　（1）（2）の動きで腕の伸びに余裕があれば、息を吐きながら背中を丸める動きと、吸いながら反らす動きを交互に行う。

※手のひらの向きを変えて同様に行う

ポイント

• 両肩を下げ、首を長く伸ばしておこないます
• 腕の伸びが強すぎる場合は、手をつく位置を手前に寄せ、腕の伸び具合を調整しましょう
• （3）で、背中を丸めるときは目線を下げ、反らすときは目線を上げるようにして、首も同時に動かすとより呼吸を深められます

手首のむくみや疲れに集中アプローチ！「手首をはさんだ虹のポーズ」

2つ目にご紹介するのは「手首をはさんだ虹のポーズ」。股関節を曲げ、筋肉量の多い下半身を活発的に動かすことで、効率的に全身の血流を促してカラダの末端部である手先まで温めることができるポーズです。

さらにこのポーズでは、曲げたひざの裏側に手首を挟むというアレンジをしています。これにより手首が適度に圧迫されて一時的に血流が抑制され、手首を開放した際に手先まで血流を十分に行きわたらせられます。

「手首をはさんだ虹のポーズ」

1）　両脚を大きく開いた状態から、ひざを外に開きながらゆっくりと腰を落とし、両手をカラダの前につく。左脚を横に伸ばしてつま先を上に向け、かかとを押し出す。

2）　右の手首を右ひざの裏側に差し込み、ふくらはぎと太ももで挟む。

3）　手首に適度な圧迫感があり、手先を動かせそうなら、右手の指先を握る動きと開く動き（グーパー）をゆっくり繰り返す。

※伸ばす脚を替え、左右反対も同様に行う

ポイント

• 横に伸ばす脚の位置は、カラダが後ろに倒れない、腰が丸まらない位置に調整してください
• 背筋を伸ばし、胸を開きます
• （3）で指を開くときは、痛みがない程度に加減しながらゆっくり行いましょう

今回のブログを担当したのは…

ホットヨガスタジオLAVAトップインストラクター2020　河村友理乃（かわむらゆりの）さん

詳しいプロフィール：https://yoga-lava.com/top_instructor/instructor_15.php
Instagram：@yurino.kawamura_topir
ホットヨガスタジオLAVA：https://yoga-lava.com/

☆次回は、3月24日（水）【セルフエステヨガ～太もも引き締め編～】をUP予定です♪どうぞお楽しみに！