砂糖不使用でヘルシー!こねずに簡単ふわふわ「甘酒の丸パン」

 

おはようございます、パン・料理家の池田愛実です。湘南・辻堂でフランスパン教室「crumb-クラム」を主宰しています。

8月に入ってからずっと、うだるような暑さが続いていますね。夏バテしないよう、健康に気をつかいたい季節。ということで、今日は砂糖の代わりに栄養豊富な「甘酒」を使った「甘酒の丸パン」をご紹介します!

砂糖不使用なのに、甘酒のおかげで優しい甘さが楽しめるパン生地は、ふわふわ食感も魅力。また、パン作りのハードルを上げる「こねる」という作業がほとんど要らないレシピなので、パン作り初めてさんでも、とっても簡単にできますよ!前日の夜に生地づくりをしておけば、朝には焼きたてパンが食べられます♪

今回使用した甘酒はこちら。無塩タイプ・アルコール0%で米麹から作った甘酒を使用しました。

麹甘酒

砂糖不使用でヘルシー!こねずに簡単ふわふわ「甘酒の丸パン」

材料:2人分 調理時間:前日1時間/当日1時間

  • 強力粉 100g (今回は北海道産強力粉「はるゆたかブレンド」を使用しました)
  • 塩 2g
  • ★甘酒 70g
  • ★ドライイースト 1g
  • ★オイル 大さじ1 (太白胡麻油・サラダ油など、無味無臭のもの)

作り方:

【前日の作業】

1) ボウルかタッパーに★を入れて混ぜる。強力粉・塩を加えてゴムベラで混ぜ、まとまったら粉気がなくなるまで手で混ぜる。(2〜3分間でOK)

パン生地
(まだ粉が残っている状態。この粉が見えなくなる、もう少し混ぜましょう)

パン生地

混ぜ終わったら生地を丸めてタッパーに入れる。

2) 蓋をして30分室温におく。30分たったら生地を丸めなおし、さらに30分室温に置いてから、冷蔵庫の野菜室に入れて一晩おく。

※生地を丸めなおすことでグルテンを強化し、膨らみの良いふわふわパンになります

※野菜室は冷蔵庫よりも少しだけ温度が高いので、発酵に適しています。野菜室でゆっくり朝まで発酵させましょう

【当日の作業】

3) 野菜室から出して生地が約2倍になっていたら発酵完了。なっていなかったらしばらく室温においたまま2倍になるまで待つ。

4) 生地に粉をふって、タッパーから優しく取り出し、丸め直す。

5) 天板にオーブンペーパーをひいて生地をのせ、60分二次発酵

パン生地

※夏の暑い日は、生地にふきんをかぶせて室温に置いておいても十分発酵します。気温の低い季節は、電子レンジオーブンの発酵機能35℃を利用すると便利です。

6) 生地がひとまわり大きくなっていたら、二次発酵完了の目安。

生地の表面に粉をふって、よく切れるナイフで十字に切り込みを入れた後、あれば霧吹きで生地全体に水をふきかける。

パン生地

200℃に予熱したオーブンで約16分、裏面にも焼き色がつくまで焼く。

砂糖不使用でヘルシー!こねずに簡単ふわふわ「甘酒の丸パン

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★湘南・辻堂でパン教室を主宰しています→フランスパン教室「crumb-クラム」

 

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Written by

パン・料理家 池田愛実

パン・料理家

湘南・辻堂でフランスパン教室「crumb-クラム」主宰。ルコルドンブルーを卒業後、同校のアシスタントを務める。26歳の時に渡仏。MOFのパン屋2軒で働きながら経験を積む。「捏ねないフランスパンレシピ」や国産小麦・自家製酵母を使ったレシピを開発している。著書『レーズン酵母で作るプチパンとお菓子』『こねずにできる ふんわりもちもちフォカッチャ』。
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Instagram :@crumb.pain
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