おはようございます、パン・料理家の池田愛実です。湘南・辻堂でフランスパン教室「crumb-クラム」を主宰しています。
先日、3冊目の著書「ストウブでパンを焼く」が発売になりました!パン作りが好きなみなさん、ぜひご覧ください。
今日は、多くの方にご好評いただいた「こねずにできる」パンシリーズから、特に人気の「きな粉揚げパン」のレシピをご紹介します。給食の人気メニューなので、我が家では子どもからのリクエストも多い揚げパン。大人も懐かしい味に嬉しくなります。
作り方の基本は、以前ご紹介したこねずに簡単にできる「100gミルクパン」と同じ(https://asajikan.jp/article/153060)。
前日の夜に生地を準備すれば、朝には出来立てのパンが食べられますよ。ぜひ試してみてください。
ほぼこねないから簡単!みんな大好き「きな粉揚げパン」
材料:6個分 調理時間:前日70分/当日50分
- 強力粉…150g (今回は北海道産強力粉「はるゆたかブレンド」を使用)
- 塩…3g
- 砂糖…15g
- (A)牛乳…95g (500wで30秒温める)
- (A)ドライイースト…1.5g(小さじ1/2)
- (A)オイル…12g(大さじ1。太白胡麻油・サラダ油など無味無臭のもの)
- サラダ油…適量
- 【トッピング用】
- きな粉・砂糖…各大さじ山盛り1
作り方:
【前日の作業】
1. ボウルに(A)を入れてホイッパーで混ぜる。強力粉・塩・砂糖を入れてゴムベラで混ぜ、粉気がなくなるまでカードもしくは手で練りまぜる。(2〜3分間)
2. 蓋をして30分室温におく。30分たったら生地を丸めなおし、さらに30分室温に置いてから、冷蔵庫の野菜室に入れて一晩おく。
※生地を丸めなおすことでグルテンを強化し、膨らみの良いふわふわパンになります
※野菜室は冷蔵庫よりも少しだけ温度が高いので、発酵に適しています。野菜室でゆっくり朝まで発酵させましょう
【当日の作業】
3. 野菜室から出して生地が約2倍になっていたら発酵完了。(なっていなかったらしばらく室温に出して待つ)
生地に粉をふってボウルから優しく取り出し、再度生地に粉をふってから麺棒で縦15×横25cmの長方形にのばす。
4. 生地の1/3を中央に折りたたむ。反対側からも1/3の生地を中央に折りたたむ。
5. 上からかるく麺棒をかけて平たくしたら、6等分に包丁でカットする。
6. オーブンシートをひいた天板の上に乗せてオーブンの発酵機能35℃で30分、ふっくらするまで二次発酵をとる。
7. 小鍋にサラダ油を160℃に熱し、生地を入れる。両面が美味しそうなキツネ色になるまで返しながら揚げる。
揚がったら油をきり、温かいうちにトッピング用の砂糖ときな粉と一緒にポリ袋に入れて振り、まぶしつける。
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