こねないのに驚くほどふわふわ!缶詰で簡単「コーンパン」

 

おはようございます、パン・料理家の池田愛実です。湘南・辻堂でフランスパン教室「crumb-クラム」を主宰しています。

今日は、ふわっふわの食感で優しい味の「コーンパン」簡単レシピをご紹介します!

ほぼこねずに出来るのに、驚くほどしっとりふわふわ!コーン缶を汁ごと使い、コーンもたっぷり入れます。ケーキを焼く時に使うパウンドケーキ型を使えば、食パン用の型が無くても、もこもこ膨らんだ見た目も可愛らしいパンが焼き上がります。

作り方の基本は、以前ご紹介したこねずに簡単にできる「100gパン」と同じ。(※フライパンでも焼ける「100gミルクパン」>> https://asajikan.jp/article/153060

前日の夜に準備すれば、朝には焼きたてパンが食べられますよ、ぜひ試してみてください。

こねないのに驚くほどふわっふわ!パウンド型&缶詰で簡単「コーンパン」

こねないのに驚くほどふわっふわ!缶詰で簡単「コーンパン」

材料:パウンドケーキ型1台分(16.5×7×高さ6cmのものを使用。少し大きくても構いません。) 調理時間:前日70分/当日90分

  • 強力粉…200g (今回は北海道産強力粉「はるゆたかブレンド」を使用しました)
  • 塩…4g
  • 砂糖…18g
  • コーン缶…1缶(コーンは80g、汁も使います)
  • ★コーン缶の汁全量と牛乳を足して125g
  • ★ドライイースト…2g
  • ★オイル…5g(太白胡麻油・サラダ油など無味無臭のもの)

作り方:

【前日の作業】

1. コーン缶をざるに開け、汁とコーンに分けて、水気をよく切っておく。

コーン缶

2. ボウルに★を入れてホイッパーで混ぜる。強力粉・塩・砂糖を入れてゴムベラで混ぜ、まとまってきたら粉気がなくなるまで手で練りまぜる。(2〜3分間)

生地を4つに切り、ボウルの中に、生地→コーン1/4量→生地→コーン1/4量…と交互に重ねる。生地に押し込むようにして生地とコーンを均一に混ぜる。

※コーンの量が多いので混ぜるのが難しいですが、少し飛び出てもこの後の工程で馴染んでいくので心配せずに進めてください

3. 蓋をして30分室温におく。30分たったら生地を丸めなおし、さらに30分室温に置いてから、冷蔵庫の野菜室に入れて一晩おく。

※生地を丸めなおすことでグルテンを強化し、膨らみの良いふわふわパンになります

※野菜室は冷蔵庫よりも少しだけ温度が高いので、発酵に適しています。野菜室でゆっくり朝まで発酵させましょう

【当日の作業】

4. 野菜室から出して生地が約2倍になっていたら発酵完了。(なっていなかったらしばらく室温に出して待つ)

コーンパンの生地

生地に粉をふってボウルから優しく取り出し、3等分して丸める。

5. パウンドケーキ型にオーブンシートを敷き、生地を丸め直して入れ、約60分二次発酵させる。

パウンド型

コーンパン

※夏の暑い日は室温でも十分発酵しますが、それ以外の季節・特に寒い冬は電子レンジオーブンの発酵機能35℃に入れるのがオススメです。

6. 型の高さまで膨らんだら2次発酵完了。

※今回は表面に粉をふって、ハサミで切り込みを入れました

コーンパン

200℃に予熱したオーブンで18分焼けば出来上がり。

コーンパン

引き続き、粉やドライイーストの品切れが続いているようですが、材料が手に入ったらぜひ、作ってみてください。

★最新情報はインスタグラムで更新しています→池田愛実Instagram @crumb.pain

★湘南・辻堂でパン教室を主宰しています(4月は無料動画レッスン中です)→フランスパン教室「crumb-クラム」

 

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Written by

パン・料理家 池田愛実

パン・料理家

湘南・辻堂でフランスパン教室「crumb-クラム」主宰。ルコルドンブルーを卒業後、同校のアシスタントを務める。26歳の時に渡仏。MOFのパン屋2軒で働きながら経験を積む。「捏ねないフランスパンレシピ」や国産小麦・自家製酵母を使ったレシピを開発している。著書『レーズン酵母で作るプチパンとお菓子』『こねずにできる ふんわりもちもちフォカッチャ』。
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