毎週水・金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」とのコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。金曜日は、今話題のニュースに関する英語表現をご紹介します♪
何が違う?「ためになる」を表す英語3つの使い分け方
5月後半。新入社員研修や、異動先での引き継ぎなどが終わり、新しい仕事になれてくる時期ですよね。先輩や上司に仕事を教わる中でよく使うのが、「ためになります」という言葉。
今日はこの「ためになります」の英語表現を一緒に確認してみましょう!
helpful
「helpful 」は、人の行為・物が「役立つ」「助けになる」という意味の単語。相手のしてくれた行為そのものについて「役に立った」「ためになった」ことを伝えたいときにぴったりの言葉です。
例)It’s very helpful that you gave a lot of feedback to me.(=フィードバックをたくさんいただけて、大変ためになりました)
useful
「helpful」は人と物のどちらにも使えるのに対して、「useful」は基本的にためになる「物」について使います。人に対して使うと失礼に当たる場合があるので、注意しましょう。
「use」は「使う」という意味の動詞ですので、「物」がイメージしやすいですよね。
例)Edison invented many useful things. (=エジソンはたくさんのためになる物を発明した)
informative
少し馴染みのない単語かもしれませんが、この「informative」は、物や人がもたらす「情報」が、役立つ、ためになる、と言いたい時に使える言葉です。
例)I read a very informative newspaper article on that subject yesterday.(=その話題について、とてもためになる情報を昨日の新聞で読みました)
以上、出番の多い「ためになります」というフレーズをご紹介しました。ためになる「対象」に合わせて、言葉を使い分けてみてくださいね!
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)