毎週金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」と「朝時間.jp」のコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。今話題のニュースに関する英語表現、英語や海外に関するトピックをご紹介します♪
hearとlistenはどう違う?「聞く」を意味する英単語の使い分け方
「聞く」ことをあらわす動詞の hearと listen は、英語では欠かせない単語。
どちらも「きく(聞く・聴く)」という意味を持っていますが、ニュアンスには違いがあります。
今日は、この単語のシチュエーション別使い分け方について解説します。
まず、hearとlistenの大きな違いは、「聞き手が意識して聞いているかいないか」にあります。
hear:聞き手が意識せずに音や声などが入ってくる状態
例)
I heard a loud noise over there just now.(=今あそこで大きな物音が聞こえました)
このように突発的に耳に入る音は、自分が聞こうと意識して聞くわけではないですよね。この場合は hear を使います。
listen:聴き手が意識して音や声を聴いている状態
例)
I listen to music every day.(=私は毎日音楽を聴きます)
この場合、偶然ではなく、自分から聴こうと思って音や声が耳に入ってきています。この時は listen が適しています。
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日本語でも「聞く」と「聴く」のように漢字でニュアンスを使い分けることがありますが、英語の hear と listen の使い分けもぜひ覚えておいてくださいね!
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)
☆この連載は<金曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!