英語「Nowhere to park」の意味って?
「地下鉄」「自転車通学」「免許証ゲット!」など、交通機関に関する英語フレーズ例をご紹介します。
Gained 5 pounds over Thanksgiving break. Riding my bike to school from now on.
(感謝祭休暇の間に5ポンド(約2.27kg)も太った。これからは自転車通学する!)
アメリカの感謝祭は11月の第4木曜日。多くの学校では、前日の水曜日から日曜日まで5連休となります。クリスマスよりもむしろ感謝祭の方が日本のお正月みたいな感じ。家族と過ごし、大食いする機会が増えます。だからこの時期に太ることは珍しくありません。ちなみに、1kgは2.2 pounds。
Got my motorcycle license last week.
(バイクの運転免許証、先週ゲットした!)
アメリカでもバイク(オートバイ)をmotorcycleかbikeと呼ぶけれど、bikeには自転車の意味もあるので、文脈から区別する必要があります。motorcycleにハマっている人を英語ではbikerという。
Taxi driver dropped me off in the middle of nowhere.
(タクシーの運転手は何もないところで私を降ろした。)
あまり人がいない、モノも何もない場所を表すスラング。I live in the middle of nowhere.(私は人里離れた場所に住んでいる)、 I work in the middle of nowhere.(私は人里離れた場所で働いている)、We got lost in the middle of nowhere.(私たちは周りに何もない場所で迷った)。
There’s a guy playing the violin on the NYC subway.
(ニューヨークの地下鉄内でバイオリンを弾いている人がいるけど。)
ニューヨークの地下鉄の特徴は「何でもあり」ということ。電車内で音楽を演奏したり、ダンスしたり、歌っている人を見かけることすらあります。
Nowhere to park.
(駐車するところがないわ。)
日本語には「パーキング」「コインパーキング」「パーキングエリア」という表現があるけれど、英語ではparkを動詞として使うことが多いです。Where can I park? (駐車していい場所はある?)、Park in front of the house.(家の前に停めてね!)。なお日本で言う「パーキング」は和製英語で、英語ではparking lotと言います。縦列駐車は、英語だとparallel parkingと表現します。
(アン・クレシーニ著 / コスモピア編集部 編 『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 より )
覚えておきたいワード&フレーズ
- Thanksgiving break:感謝祭休暇
- motorcycle:バイク
- middle of nowhere:周りに何もない辺鄙な場所、人里離れた場所
- NYC subway:ニューヨークの地下鉄
- park:駐車する
「車のエンジンをかける」を5単語の英語で言うと?
car(車)は、様々な動詞と結びついて用いられることが多く、例えば、drive a car(車を運転する)、stop the car( 停車する)、park the ca…
音声も一緒に確認しよう!
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書籍紹介
書籍『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 では、アメリカ・バージニア州で生まれ、日本で言葉の研究を長年続けているアン先生が、若者言葉やスラングも含めて、イキのいい表現をたくさん教えてくれます。映画やTVドラマを見ていて耳に入ってくる表現がグンと増えること間違いなし。社会的・文化的背景なども丁寧に説明しており、今のアメリカのあれこれを理解するのにも役立ちます。
「家」「交通機関」「カフェ」「レストラン」「ショッピング」「学校生活」「美容と健康」「レジャー」「パーティー」「旅行」の10シーンを設定し、各シーンごとの定番表現20、つぶやき表現36、会話表現10、5往復程度のダイアローグ1本、そして学んだことを復習するセルフチェックの5つのコーナーで構成しています。
定番表現は、日々の生活の中で繰り返し使う言い回し、つぶやき表現はひとりごと英語の練習やSNSでさっと使えるフレーズを含んだ文、会話表現はテーマに沿った一問一答形式。各表現には詳しい意味や使い方の注意点をまとめたミニ解説がついています。「マイカー」「コインランドリー」など、つい使ってしまいがちな和製英語の解説も。
英語を学ぶ方にはもちろん、アメリカについて理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。
『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』(amazon.co.jpへ)>>
著者プロフィール
アン・クレシーニ
北九州市立大学准教授。専門は外来語と異文化コミュニケーション。米バージニア州出身。福岡県宗像市応援大使、日本在住歴25年
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