デトックス効果が高まる夜に頭皮を清潔に保つため
自律神経は交感神経と副交感神経からなり、夜になると副交感神経が優位になります。副交感神経が優位になると、末梢血管が緩み、血流が改善され、デトックス(毒素排出)効果が高まります。
デトックスは頭皮や頭皮の毛穴からも行われます。デトックス効果が高まる夜に、頭皮や毛穴にスタイリング剤や皮脂が残っていると、デトックスが妨げられてしまいます。より効率よくデトックスするためには、夜シャンプーを行い、頭皮を清潔な状態に保っておいた方が良いのです。
シャンプーによる血行促進で髪の成長ホルモン分泌が促進されるため
夜、副交感神経が優位になることにより、髪の成長を促すホルモンが分泌されます。特に夜の10時から深夜の2時頃までは、多くの髪の成長ホルモンが分泌されると言われています。
しかし、仕事などでストレスが多くなると、夜になっても副交感神経が優位にならず、交感神経が優位のままになります。そうなると髪の成長ホルモンの分泌が減少します。
それを防ぐために、夜シャンプーを行うべきです。夜シャンプーを行うことにより、リラックスすることができます。また頭皮の血行が促進されます。リラックスや血行促進は副交感神経を優位にします。
朝は比較的時間がなくシャンプーのすすぎ残しがおこりやすいため
シャンプーで最も気を付けなければならないのは、シャンプーのすすぎ残しをなくすことです。シャンプーのすすぎ残しがあると、頭皮のトラブルを引き起こす可能性があります。
朝は比較的時間が少なく、急いでシャンプーすることが多いため、シャンプーのすすぎ残しがおこりやすくなります。以上が、シャンプーを朝でなく夜にすることをオススメする理由です。
朝と夜、一日2回シャンプー剤をつけてシャンプーをする人がいますが、これはオススメしません。
シャンプーは皮脂を取り除きます。シャンプーのし過ぎは必要な皮脂まで取り除き、頭皮の乾燥を招きます。
朝にシャワーを浴びる場合は、シャンプー剤を付けず、湯で頭皮を洗うようにしましょう。ある程度髪が長い人は、頭皮を湯で洗った後に髪にコンディショナーを付けてケアしましょう。髪は濡れるとキューティクルが開いてしまい、ダメージを受けやすくなります。
記事提供:スキンケア大学