柔らかすぎはNG!?チェックすべき「快眠できる枕」の条件5つ♪

 

連載「教えてユミ先生!睡眠のお悩み解決室」では、気持ちのいい朝に欠かせない「睡眠の悩み」を解決するヒントを、日本睡眠改善協議会認定・睡眠改善シニアインストラクターの竹内由美さん(ユミ先生)に教えていただきます

睡眠

今回のお悩みテーマは…「枕の選び方」~後編~

自分にぴったり合う枕を探し求め、いろいろな枕をとっかえひっかえ…を繰り返している私。大きさや生地、そして中の素材…いろいろな種類がある枕の中から、マイベスト枕を選ぶポイントが知りたい!

ここをチェックすべし!「快眠できる枕」5つの条件

前編では、自分に合った枕のポイントをご紹介しました。それをふまえた上で、今回は購入時に合わせてチェックしたい、快眠につながる良い枕の条件をお教えします♪

枕

【1】適度な通気性や放湿性があるか

睡眠の役割のひとつは、日中フル回転した頭を冷やして休ませることです。

枕は熱がこもりすぎないものを選びましょう。

【2】頭が沈み込みすぎないか

枕

枕は自分に合った高さのものを選ぶことも大切ですが、柔らかさも重要です。

柔らかい枕は気持ちが良いものですが、頭が沈み込みすぎると、寝返りがしにくくなったり、熱がこもって夜間覚醒の原因になることがあります。

【3】音やニオイが気にならないか

昔から使われてきたそばがら枕は、通気性が良く、高温多湿な季節には良いとされてきましたが、枕は耳や鼻といった感覚器官に近いため、寝返りのたびに少し音がします。

また、天然素材は独特の音がすることもあるので、気になる人はチェックを。とくに、アレルギーのある人は要注意。

【4】清潔に使える素材か

タオル

毎日7時間程度、頭や顔に触れる枕は、清潔であることが大切です。

天然素材は肌に優しいと言われる反面、虫やカビなどが発生しやすいので、要注意。気になる人は洗える枕を利用するのも良いでしょう。

【5】長く使いすぎていないか

同じ枕を何年も使っている人、実は意外に多いようです。頭は重いだけでなく、汗をかきやすい部位です。そのため、長く使い続けていると、中身が劣化したり、へたってくることがあります。

枕の寿命は意外に短いものです。1~2年の間に買い替えることをオススメします。

以上5点が、快眠につながる、良い枕の条件です。購入時や、買い替えの参考にしてくださいね。

季節によって使い分けることも大切

毛布

最後に、枕の使い方に関して、もうひとつアドバイスを。

日本には四季があるので、実は他の寝具同様、枕も季節によって取り変えることも快眠の秘訣になります。

夏はより通気性の良い素材の枕を、冬は少し温かさを感じる素材の枕を使いましょう。

枕が取り替えられないという人は、枕カバーを夏はひんやりする素材、冬は温かさを感じる素材にしてみると良いでしょう。

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☆いかがでしたか?次回、2月の記事もどうぞお楽しみに!

 

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Written by

睡眠改善シニアインストラクター 竹内由美

日本睡眠改善協議会認定・睡眠改善シニアインストラクター。日本産業カウンセラー協会認定・産業カウンセラー。
米国Mary Baldwin College心理学科卒業。フリーの編集ライターとして美容や健康などに関する記事に携わり、その経験から睡眠やメンタルヘルスの重要性に気付き、上記の資格を取得。忙しい現代人にこそ良質な睡眠が大切だと、雑誌や講演活動などを通して睡眠について伝えている。
著書には「眠りダイエット」(文芸社)がある。

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