疲労回復+アンチエイジングに◎!混ぜて焼くだけ「山芋ハッシュドポテト」

 

おはようございます!料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。

前回の甘酒をつかったレシピ(https://asajikan.jp/article/175986) はいかがでしたか?寒い季節も芯から体を温めるレシピです。ぜひお試しください。

今日は、疲労回復&アンチエイジングに役立つ!「山芋」を使った朝食にぴったりのレシピをご紹介します。

「食べる生薬」でもある山芋

生薬」は、中医学における薬のことを指します。その原料は植物、食物、さらには鉱物にいたるまでたくさんの種類があります。

薬とつくと少しとっつきにくい印象があるかもしれませんが、実は山芋のように、私たちの身近にある食材には、生薬として使われているものがいくつもあるんですよ。

山芋

山芋は「山薬(さんやく)」という薬として使われています。

効能

  • エネルギーを補い、元気をつける
  • 体を潤し、老化現象を防止する

山芋は、消化器官や性ホルモンをつかさどる臓を元気にしてくれる野菜なので、疲労感のあるときや、アンチエイジングにぴったり。若く元気な体を保つために、たくさん食べたい野菜のひとつです。

今日はそんな山芋をたっぷりと食べられる、混ぜて焼くだけの簡単レシピをご紹介します。

疲労回復+アンチエイジングに◎!混ぜて焼くだけ「山芋ハッシュドポテト」

疲労回復+アンチエイジングに◎!混ぜて焼くだけ「山芋ハッシュドポテト」

材料(1個分)

  • 山芋 150g
  • 青のり 小さじ1
  • しょうゆ 小さじ1/2
  • 塩 ひとつまみ
  • 薄力粉 大さじ1
  • 水 小さじ1/2
  • バター 10g

作り方

1) 山芋は4cm長さの細切りにする。ボウルにバター以外のすべての材料を合わせ、よく混ぜる。

2) フライパンにバターを熱し、溶けたら1を入れ、平らにならして丸く成型する。全体を抑えながら弱めの中火で焼き色がつくまでじっくりと焼く。裏返し、裏面も同様に焼く。

ポイント

  • じっくり中まで弱めの中火で火を通すことで、ほっくりおいしい食感になります。
  • スキレットならそのまま食卓へ。フライパンに広げて焼くと、カリカリに仕上がりますよ。お好みでどうぞ!

◎Instagramにて薬膳や料理教室について発信中です。

齋藤菜々子 Instagram:@nanako.yakuzen

☆この連載は【毎週月曜日】に更新します。次回もお楽しみに。

 

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料理家 齋藤菜々子

料理家・国際中医薬膳師

IT企業で営業を経験後、料理家のアシスタントを務め独立。アシスタントの傍ら、日本中医学院にて中医学を学び国際中医薬膳師を取得。
「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使ったつくりやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。東京・自由が丘にて料理教室を主宰。
著書『基本調味料で作る体にいいスープ』(2020年10月16日発売)

Instagram:@nanako.yakuzen

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