食べ過ぎで疲れた胃を助ける「たっぷりきのこのみぞれ蕎麦」

 

おはようございます。料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。

前回記事(さつまいもの和風ホットサラダ)はいかがでしたか?さつまいもの美味しい時期に、ぜひお試しください。

さて、さつまいもを始め、食欲の秋はおいしいものがたくさん。ついつい食べ過ぎて胃腸が疲れていませんか?今日は、そんなときにおすすめの、消化を助ける「たっぷりきのこのみぞれ蕎麦」をご紹介します。

薬膳的セルフケアポイント

消化を助ける「大根」と「蕎麦」

大根おろし

そば

大根は消化を助けます。実は大根はその種が「莱菔子(らいふくし)」という名前の生薬として使われていますが、それは消化器が弱っているとき、食べ過ぎた時などのお薬なんです。

エネルギーの巡りも良くするので、おなかの張りなどにも効果的。そして蕎麦も、食べ過ぎたときの消化を助ける食材なんですよ。

食べ過ぎで疲れた胃を助ける「たっぷりきのこのみぞれ蕎麦」

食欲の秋!食べ過ぎで疲れた胃を助ける「たっぷりきのこのみぞれ蕎麦」

材料(2人分)

  • 蕎麦 2人前
  • しめじ、まいたけ 各1/3株
  • えのき 1/4株
  • しょうが(すりおろし)小さじ1
  • ごま油 大さじ1/2
  • めんつゆ(3倍濃縮)70ml
  • 水 250ml

トッピング

  • 大根おろし 4cm分
  • すだち 1個
  • 三つ葉 1株

作り方

1) きのこ類は石附をとって食べやすい大きさにほぐす。えのきは長さを3等分にする。すだちは横半分に切る。三つ葉は2cm幅に切る。

2) 蕎麦は茹でて水で締め、ザルにあげておく。

3) 鍋にごま油を熱し、おろししょうが、きのこを入れる。きのこがしんなりするまでしっかりと炒める。

きのこ

4) 水、めんつゆを入れさっと煮たて蕎麦を入れる。30秒ほど煮る。器に盛り、軽く水気を切った大根おろしと三つ葉、すだちをのせる。すだちを絞って食べる。

ポイント

  • きのこは複数組み合わせ、しっかりと炒めることで旨味がアップします
  • 余ったきのこはほぐしてチャックつきの袋に入れたら冷凍保存可能です。解凍なしでそのまま汁物などにも

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☆この連載は【毎週月曜日】に更新します。次回もお楽しみに。

 

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働く女子の簡単セルフケア朝ごはん

薬膳に詳しい料理家さんに教わる、忙しい朝でもできる「セルフケア」朝ごはんレシピ♪
Written by

料理家 齋藤菜々子

料理家・国際中医薬膳師

IT企業で営業を経験後、料理家のアシスタントを務め独立。アシスタントの傍ら、日本中医学院にて中医学を学び国際中医薬膳師を取得。
「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使ったつくりやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。東京・自由が丘にて料理教室を主宰。
著書『基本調味料で作る体にいいスープ』(2020年10月16日発売)

Instagram:@nanako.yakuzen

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