5月18日:今日は「1８リットル缶の日」
体積の単位である「リットル」。私たちの普段の生活でも、このように「リットル（L)」や「ミリリットル（ml）」、「シーシー（cc）」など、体積を表す単位を使用していますよね。
特に使用するのが、材料の下ごしらえや味付けなど、料理をするシーン。でも、「計量スプーンの分量や単位、いまいちわかっていないかも…」なんて方も多いのでは？
今日は、知っていると役立つ「料理の計量」豆知識をご紹介します。
知っていると役に立つ！料理の「計量」豆知識♪
計量グッズの種類って？
料理で使う材料を計る場合、基本的には以下のものを使用します。
- 計量スプーン（大さじ・小さじ）
- 計量カップ
- はかり
液体も粉も容量が大きいときはカップを、少量を計るときは計量スプーンを使うのが一般的です。
例えば正確な計量が欠かせないお菓子作りなど、1g単位できっちり計りたい！という場合は、たとえ液体であっても「はかり」を使うのがおすすめ。「デジタルばかり」を使えば、かなり正確に計れますよ♪
それぞれの分量とは？
- 小さじ1は5ml
- 大さじ1は15ml
- 1カップは200ml （炊飯器についているお米のカップの場合は、1カップ＝180ml＝1合となります）
これらの分量を覚えておくと、よりスムーズに料理ができるはず！
例えば、大さじ1＝小さじ1を3杯分なので、大さじがないときでも小さじを使えば大さじ1が計れます。逆に小さじがないときは、大さじ1/3で小さじ1を計量可能。また、もし計量カップがない場合は、大さじ6と2/3で1/2カップ（100ml）」が計れますよ。
計るときのコツ
計量カップで液体を計るときは、水平な場所に置くと正確に計れます。
また、計量スプーンで液体を計るときは、縁ぎりぎりまで入れ、表面が盛り上がった状態ではかるのが正解。「大さじ1/2」などの場合は、さじの内側に目盛りがない場合は、だいたい高さ2/3くらいを目安にするとよいそう。
液体ではなく、塩や砂糖など個体や粉末の調味料を計量スプーンで計るときは、セットになっているすりきり用のヘラや、スプーンの柄（え）、ナイフなどを使用して、表面を平らにするのがポイントです！
大さじ1って何グラム？調味料別・重量一覧
調味料の分量は、レシピによっては「大さじ1」「小さじ1/2」ではなく、「塩 3g」などその重量で表記されているものもあります。
そんなとき、「砂糖大さじ1＝9g」「塩大さじ1＝18g」など、計量スプーンごとの重さが分かれば、はかりを使わずに計ることができます。代表的な素材や調味料の、大さじ・小さじそれぞれの重さを覚えておきましょう！
- 水 小さじ1＝5g 大さじ1＝15g
- 牛乳 小さじ1＝5g 大さじ1＝15g
- 上白糖 小さじ1＝3g 大さじ1＝9g
- グラニュー糖 小さじ1＝4g 大さじ1＝12g
- 薄力粉 小さじ1＝3g 大さじ1＝9g
- 油・バター 小さじ1＝4g 大さじ1＝12g
- しょうゆ 小さじ1＝6g 大さじ1＝18g
- 酢 小さじ1＝5g 大さじ1＝15g
- ソース（ウスター・中濃など） 小さじ1＝6g 大さじ1＝17g
- トマトケチャップ 小さじ1＝5g 大さじ1＝15g
- マヨネーズ 小さじ1＝4g 大さじ1＝12g
（参考）国立健康・栄養研究所 『栄養摂取状況調査のための 標準的図版ツール（2009 年版）』に基づく重量目安表（2009年版）（2013年7月改訂）
レシピにある「少々」「ひとつまみ」って？
料理のレシピを見ると、大さじ・小さじや計量カップで計れない「塩 少々」「砂糖 ひとつまみ」などの記載がよくありますよね。
「少々」は、親指と人差指でつかめるくらいの量、「ひとつまみ」は、それより少し多く、親指と人差指中指でつまめるくらいの量をさすそう。ただ、いずれも個人差があるので、味見をしながら調整するようにしましょう。
いかがでしょうか？それぞれの計量グッズがどのくらいの量なのかをしっかり知っておくと、レシピ本を見るのも楽しいし、失敗なく料理ができると思います。参考になれば幸いです！
（最終更新日：2021年10月1日）
「1８リットル缶の日」とは？
全国十八リットル缶工業組合連合会が制定。日付は18リットル缶（通称・石油缶、一斗缶）は従来5ガロン缶と呼ばれていたが、18リットル缶に名称が統一されたことから、5ガロンの5と、18リットルの18から5月18日を記念日としたもの。
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