今日の「まっこリ～ナのカフェボンボン」の本棚は、『噂は噂 壇蜜日記4』。
壇蜜の日常をときには生々しく、ときにはサラリとつづった本。書き下ろし日記シリーズ第四弾、新刊です。
『噂は噂 壇蜜日記4』
著者：壇蜜
出版社：文藝春秋
「温もりを感じたので暖房をつけなかった」ある春の日のこんな一行にドキッとする。少し前の日記に「好きな男に優しくされた」とあったから。
心に渇きを感じた壇蜜さんは、男の優しさの先にあるもっと甘くて苦い「とり返しのつかない何か」をかじりたくなる。その何かをひとくち味わったから、温もりを感じたのかどうかはわからないけれど。
愛する猫と暮らし、どこにでも自転車で出かけ、サウナで汗を流す。あの壇蜜さんが！？と思うこともいろいろ。気持ちが揺らいだときには掃除や洗濯で心をリセット、それから自分を正気に戻すために自分に許していることは……。
壇蜜さんの語り口は率直でほとんどあけすけなくらい。日々の生活もすごく生活感があるんです。そこに男も女も惚れてしまうのかも。美しくはかなげに見えるひとの心の内をもっと知りたくなる。
Love, まっこリ〜ナ
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