朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『近現代短歌』。
人気歌人・穂村弘が近現代の歌人50人とその名歌5首を選び解説した一冊。正岡子規、与謝野晶子、斎藤茂吉、宮沢賢治、寺山修司らの名歌と出合えるアンソロジーです。

『近現代短歌』
著者:穂村弘
出版社:河出書房新社
「清水へ祇園をよぎる桜月夜こよひ逢う人みなうつくしき」(与謝野晶子)「木屋街は火かげ祇園は花のかげ小雨に暮るゝ京やはらかき」(山川登美子)
与謝野晶子の高揚感、山川登美子の静けさ。友人同士の与謝野晶子と山川登美子は与謝野鉄幹をめぐる恋のライバルだったという。穂村弘は二人の歌人の歌を通してその対照的な人生に想いを馳せる。とりわけ登美子の歌が印象的。「二人の個性の違い」を読み解き、山川登美子の魅力にあらためて気づかせてくれます。
穂村弘が近現代から歌人50人をセレクトしその名歌を厳選し解説する本書。短歌への扉を開いてくれる素晴らしい作品です。
『近現代短歌』の「朝時間」はこの歌を。「みどりごは泣きつつ目ざむひえびえと北半球にあさがほひらき」(高野公彦)
「短歌の不思議さと面白さを読者とともに味わいたい」という著者の思いが込められた一冊をどうぞ。
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
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