フライパン1つでおかず2品!「肉野菜炒め」のお弁当

 

みなさま、おはようございます!

忙しい女子のみなさまのためのお弁当の連載!第117回目は焼肉のたれを使った簡単な「肉野菜炒め」のお弁当をご紹介します。

以前、ゴールデンウィーク明けにもご紹介しましたが、お盆シーズンにも! 大人数のご飯に焼肉をした後の!

「焼肉のたれが余っているけどどうしよう?」

というご家庭が多いと思うので!焼肉のたれを使ったごくごく簡単な肉野菜炒め。

野菜炒めをすぐに食べる時にはサッと炒めてこんもり盛りつけますが、お弁当に入れる時にはコツがあります。

1) 水分がでないように、しっかりと火を通して水分を飛ばす。

2) 雑多に盛り付けるのではなく、野菜と肉を分けて盛り付けると、見た目もきれいなお弁当に。

お弁当に利用するときには、このコツをおさえていただくと時間がたっても美味しい肉野菜炒めが楽しめます。

しっかり火を通しても肉が固くならないよう、牛肉の下味と片栗粉も大切です。今回は、ほんのり甘い炒り卵も一緒に♪

また、すべての材料に火を通すお弁当ですので!夏休みの置き弁当に冷蔵庫に入れておいてあとでレンジでチンして食べるのにもむいています。

今回は2人分の分量で、「お弁当用」と「置き弁当用」に。すべての材料を半量にして1人分もできます。

フライパン1つで2品を同時に!「肉野菜炒め」のお弁当

肉野菜炒めのお弁当

(材料)2人分

  • 牛こま切れ肉 160g
  • キャベツの葉 大2枚(200g)
  • エリンギ 1本(50g)
  • にんじん 1/4本(50g)
  • ピーマン 1個(30g)
  • (A) 塩 小さじ1/4
  • (A) こしょう 少々
  • (A) 酒 大さじ1
  • 片栗粉 大さじ1
  • 酒 大さじ1 ※水でも可
  • ごま油 大さじ1
  • 焼肉のたれ 大さじ3
  • 七味 いりごま 適量(お好みで)
  • (B) 卵 2個
  • (B) 砂糖 小さじ2
  • (B) 塩 少々
  • (B) 油 大さじ1

(作り方)

1) 牛こま肉は、手でちぎりながらボウルに入れ、(A)の塩とこしょう、酒をもみこむ。キャベツの葉は一口大に手でちぎる。エリンギは横半分に切って3mm厚さに切る。にんじんは2mm厚さの短冊切り、ピーマンは食べやすい大きさの乱切りにする。

材料

2) フライパンに(B)の油を入れて中火で熱し、(B)の卵、砂糖、塩をボウルに入れ混ぜて入れ、大きく混ぜて炒りたまごを作って取り出しておく。

レシピ1

3) (2)のフライパンにごま油を入れて(1)の牛こま肉に片栗粉をまぶして、フライパンに並べ入れ、両面こんがりと焼いて一旦取り出す。

レシピ2

4) 続いて、野菜をにんじん、ピーマン、エリンギの順に入れて炒めて塩とこしょう(分量外)を振る。

レシピ3

5) キャベツを入れてサッと炒め、(3)の肉を戻し入れる。

レシピ4

6) 酒(大さじ1。水でも可)を回し入れてフライパンの蓋をして、2〜3分中火で蒸し焼きにして、肉と野菜にしっかり火を通す。

レシピ5

7) 焼き肉のたれを回し入れ、強火にして炒めてしっかり水気を飛ばす。

レシピ7

8) 弁当箱に詰める時は、炒り卵、肉、野菜、エリンギを分けて詰めるとキチンと感が出るお弁当に。お好みでいりごまや七味を散らす。

レシピ8

※牛こま肉をパサつかずに美味しく仕上げるコツは、下味を軽くつけて片栗粉をまぶして、両面焼きます。しっかり火を通してもやわらかく仕上がりますのでお試しください。

*****

ちょこちょこと弁当のおかずを作るのが大変な朝は、すべてを一緒に炒めてから、詰める時に別々に分けて詰めるという技(笑)をよく使います。

焼肉のたれという簡単な味付けでも肉と野菜は、うま味も食感も違いますし、いりごまや七味等をそれぞれに散らすと、違う味わいが楽しめます。

肉野菜炒めのお弁当

野菜炒めと炒り卵、白ごはん(焼肉弁当にはやっぱり白ごはんが美味しい!)、食後はさっぱりとフルーツ(パイナップル)。

そして、こういう全部に火を通している肉野菜炒めは、レンジで加熱できるので夏休みの留守番弁当にも大活躍します!よく子どもにも作っていました。

家で食べるのに、弁当箱にキチンと詰めて保冷剤で保冷するなんて面倒な日もありますよね!

皿に盛ってラップをして冷蔵庫へ。レンジで温めて熱々を。食べる時にレンジ加熱する方法だけ伝えておきます。

ラップを皿の両端にはかからないようにしておくと、レンジ加熱した時も、手で持ちたい両端は熱くならないのでお子さまにも安心ですよ。

楕円の皿は子どもが両手で持ちやすいので! レンジ加熱する留守番の皿弁当に重宝。

留守番弁当

フルーツは、別の器に入れておいて冷蔵庫に。冷たいデザートが食後のデザートにあると嬉しい。

お盆で疲れている時は、肉野菜炒めとごはん。フルーツだけ。これくらいでいいでしょう?

暑い夏も、もう一息! 秋がくるまで簡単弁当でのりきってください。


↓毎日のごはんやテーブルコーディネート等を記録しています。よかったら遊びにお越しください。

かめ代のおうちでごはん。 http://kameyogohan.blog.jp/

☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

忙し女子でも作れる!簡単お弁当レッスン

手間はかからずに、手軽に栄養のとれるおいしいお弁当の作り方&レシピ
Written by

料理家 かめ代。

料理家。長年高校生に家庭科を教えていた経験から作りやすくわかりやすいレシピが人気。家庭の優しい味付けに「安心してつくれる」というファンが多い。著書に「お弁当は野菜のおかず作りから」「忙し女子のための料理上手になるらくちん弁当」(イカロス出版)他多数。
▼公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
公式ブログ 「かめ代のおうちでごはん。」 https://kameyogohan.blog.jp/

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