5月27日:今日は「小松菜の日」
小松菜は下茹でなしでサッと使える便利な野菜ですが、ビタミンやミネラルのほか、鉄分・カルシウムもたっぷり!特に、カルシウムの含有量は野菜の中でもトップクラスといわれるほど。
カルシウムが不足すると、骨がもろくなる「骨粗しょう症」など原因になるといわれていますが、そのはたらきや効果的なとり方とは、どのようなものなのでしょう?
カルシウム2:マグネシウム1のバランスがコツ!
カルシウムが骨を丈夫にしてくれることはよく知られていますが、ほかにも、さまざまな役割があるようです。その6つの効果と、効果的なとり方がコチラ!
1.骨や歯を丈夫にする
骨や歯の主な成分はカルシウム。そのため、カルシウムをしっかり摂ると、骨や歯が丈夫になるといわれています。
2.筋肉や神経などを正常に機能させる
カルシウムの99%は骨や歯に蓄えられていますが、残り1%は血液や筋肉に含まれ、不足すると、筋肉がけいれんを起こしたり、硬直しやすくなるそうです。
3.精神の興奮を抑える
「カルシウム不足だとイライラする」といわれますが、カルシウムには脳神経の興奮を抑える作用はあるものの、不足することが、直接イライラにつながるわけではないのだとか。
とはいえ、不足分を補うために、骨からカルシウムが溶けだすことで、体にトラブルが起き、精神状態が不安定になることはあるようです。
4.肩こりの予防
カルシウムと肩こりは関係ないように思えますが、不足分を補うために骨からカルシウムが溶け出すことで、筋肉や骨格のバランスが乱れるため、肩こりにつながることがあるそうです。
5.骨粗しょう症の予防
骨がもろくなる骨粗しょう症は、女性ホルモンが影響するため、50代以降の女性はリスクが高くなるといわれています。また、若いころのダイエットによる栄養不足は、骨粗しょう症の原因となることも。
6.ダイエットのサポート
ダイエットは、栄養バランスが偏りやすくなるうえ、体重が軽くなることで骨にかかるチカラ少なくなるため、いつも以上に、カルシウムをとった方がいいといわれています。また、カルシウムには脂肪の吸収を抑えるはたらきもあるようです。
…このように、たくさんのはたらきをしてくれるカルシウムですが、1日の必要量は700mg以上。これは牛乳だとコップ3杯分、木綿豆腐だと2丁、煮干しだと16尾。
カルシウムはマグネシウムと一緒にとると吸収率がアップするため、カルシウム2:マグネシウム1のバランスで摂るのが理想とされています。
一方、マグネシウムは、納豆やナッツ・バナナ・油揚げ・ヒジキなどに多く含まれているので、バナナヨーグルトや小松菜と油揚げの炒め煮などは、手軽に作れる理想的なメニューですね。
余ったカルシウムは排出されるため、毎日コツコツとることが、年を重ねても丈夫な骨をキープするポイントになるそうですよ♪
カルシウムがしっかり摂れる朝食レシピ5選
日本人には慢性的にカルシウムが不足しがちだといわれていますが、特に、外食やコンビニ食が多い方や、ダイエット中の方は注意が必要!朝からしっかりカルシウムが摂れるレシピを集めてみました。
「小松菜の日」とは?
五(こ)2(ツー)七(な)で「こまつな」の語呂合せから2006年、堺市で小松菜を生産するしものファームにより制定された。