1日1粒!知ってトクする「梅干し」のすごい効果

 

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5月21日:今日は「漬物の日」

炊きたてのごはんやお茶漬けにあると嬉しい「漬物」は、野菜の保存性をたかめ、漬け込むことで風味がよくなる、日本のすばらしい伝統食品のひとつですよね。

その漬物には、たくあんやぬか漬けなど乳酸発酵するものと、一夜漬けなどの塩漬けや酢漬けなど発酵しないタイプのものがありますが、6月頃から楽しめる漬物といえば、梅干しや梅ジュースといった『梅仕事』

梅干しは発酵食品ではないようですが、昔から「医者いらず」とも言われる優れた漬物の一種です。そこで今日は、梅干しの効果について調べてみました。

1粒ので疲労回復+風邪予防にも!

「梅は三毒を絶つ」 「梅はその日の難逃れ」 といわれ、昔からカラダや縁起によいとされている”梅”。

体調がイマイチのときは、梅干しの入ったお粥やおにぎりがいつも以上においしく感じることがありますが、これは梅に含まれる成分が消化を助けてくれたり、抗菌作用や疲労物質を分解するチカラによるものだとか。

こんなすばらしい効果がギュッと詰まった梅ですが、もう少し詳しく調べてみると、次のような効果があるそうです。

1.クエン酸効果

梅干しの酸っぱさのモトは”クエン酸”ですが、この成分は疲労のモトになる「乳酸」が作られるのを抑えたり、唾液の分泌を促して消化を助けてくれるはたらきが。

おにぎりやお弁当に、梅干しを入れると痛みにくくなるといわれる”抗菌作用”もクエン酸の効果によるものです。

2.ポリフェノール効果

梅干しには植物ポリフェノールの一種「梅リグナン」が含まれていますが、この成分には強い抗酸化力でウイルスが増えるのを抑えたり、感染力を抑える効果が。シミやシワ・ガンの引き金になる、活性酸素のはたらきも抑えるといわれています。

また、世界で初めて発見された梅干し由来のポリフェノールには、「インフルエンザウイルス」が増えるのを抑える効果があるようです。

3.腸をととのえてくれる効果

梅干しに含まれるピルビン酸には、悪玉菌のはたらきを抑えて腸のはたらきを活発にする作用が。

体調がイマイチのときはおなかの調子が乱れがちですが、そんなときは梅干しを食べると症状の改善に役に立つそうですよ。

4.体力を回復する効果

梅干しは酸性に傾いたカラダをアルカリ性にもどしてくれるため、血行がよくなり、抵抗力や免疫力をあげて体力が回復しやすくなる効果があるといわれています。体調がイマイチのとき、パワー回復のカギは、一粒の梅干しにあるかも!?

5.痛みを和らげる効果

梅干しの香り成分「ベンズアルデヒド」は、痛みを和らげる作用があるため、喉が痛いとき、お湯にといて飲むと症状を和らげてくれる効果が。

このようにさまざまな効果のある梅干しですが、これからの時期は、暑さで疲れたカラダにもうれしい効果がいっぱい!そのまま食べるほか、茹でたお肉に梅肉をのせたり、梅肉とキュウリを和えると、食欲がないときでもおいしくいただけそうですね♪

ご飯がすすむ♪「鶏の梅照り焼き」のお弁当

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お弁当に梅干しは定番ですが、ご飯にのせるだけでなく、おかずの味付けにも大活躍!連載「忙し女子でも作れる!簡単お弁当レッスン」も大好評の料理研究家・かめ代さんの、食欲がない日にも白ごはんがすすむ「鶏肉の梅照り焼き」レシピをご紹介します♪

詳しくはこちら♪ >>

「漬物の日」とは?

毎年8月21日に名古屋市郊外の萱津神社で『香の物祭』を行っていることから、全日本漬物協同組合連合会により毎月21日は漬物の日と制定された。

 

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Written by

小原由美子

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