今日のカフェボンボンの本棚は、日曜日の絵本。
森にいこう、誰かがよぶ小さな声に誘われて。詩人の長田弘と絵本作家の荒井良二が贈る珠玉の一冊。ページを開くたび、深呼吸をしたくなります。
「きみのたいせつなものをさがしにゆこう」と声が言う。あなたの大事なもの、忘れてはいけないものがきっと森のなかにある。
木々のすき間から青空が見える。木漏れ日がきらきら輝く。荒井良二さんが描く森に明るい色が弾けて、ゆっくりと心が目覚めていく。
森の静けさを知っていた。風の音や花の匂いも。いつのまにか忘れていただけ。懐かしい夢がまぶしくて涙が出てきます。
*同じ作者の作品『空の絵本』も素晴らしい絵本です。
『森の絵本』
作:長田弘/絵:荒井良二
出版社:講談社
イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。
楽しい休日を。
Love, まっこリ〜ナ
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