今日のカフェボンボンの本棚は、日曜日の絵本。
「朝時間」を愛するみなさんの心に響く一冊を。朝のよろこびに満ちた荒井良二の傑作絵本です。
山や川や海、どこかの町のさまざまな場所で、誰かが窓を開ける。するとページいっぱいに朝の風景が広がって……。
朝日に照らされた山々や船が水しぶきをあげる川。外国の街ではもうにぎやかに人が行き交っている。
明け方になると、私もそっと窓を開けます。まだ外は眠たげなもやに包まれている時間。駅のホームの明かりを見ると安心するのは、もうすぐ始発電車が動き始めて、いつもの朝がくると感じられるから。
窓を開けるのは朝のはじまりの合図。どこかで窓を開ける誰かがいて、一日が始まろうとしています。
『あさになったのでまどをあけますよ』
文と絵:荒井良二
出版社:偕成社
荒井良二さんの本、こちらもおすすめです!
*『空の絵本』
*『モンテロッソのピンクの壁』
イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。
楽しい日曜日を。
Love, まっこリ〜ナ
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