今日のカフェボンボンの本棚は、日曜日の絵本。
木のある暮らしを描いたアメリカの絵本。素朴で力強い絵が自然の素晴らしさを生き生きと伝えます。コルデコット賞受賞作品です。
すっくと空へ伸びた一本の木。枝には猫。下に犬がいるところをみると、するすると木に登って逃げたのね。女の子は苗木を自分で植えたのかな。早く大きくなあれと言う声が聞こえてきそう。
森の木、谷底の木、川べりの木、庭の木。木のある世界にすっと入り込みたい。
木があるといいことがたくさん! 大きな木はいつだって子どもたちを大歓迎してくれる。木陰でお弁当を食べたり昼寝もできるし牛や馬も休める。枝にはぶらんこや花かごを吊るして。ほかにもいいことがいっぱい。
木々のすきまから青空が見えると嬉しい。枝と枝のあいだを雲が流れていく。私は地面に映った木の影も好き。
みなさん、自分の好きな木はありますか?
『木はいいなあ』
作:ユードリイ/絵:シーモント/訳:西園寺祥子
出版社:偕成社
木をテーマにした絵本、こちらもおすすめです。
*『木のうた』
*『木の音をきく』
*『いちょうの実』
イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。
楽しい休日を。
Love, まっこリ〜ナ
*朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』連載一覧はこちらです。
https://asajikan.jp/author/14/