冬がやってきた朝。おおきな木を見上げると、時間の流れが変わる。自分のからだのなかで渦まいていた時間が、ゆっくりと流れてゆく。だからおおきな木の下に立つと安心するのかな。守られている感じがして。
木々のすき間から見える青空。風が吹くと、葉っぱといっしょに光も揺れる。
せわしない12月。木を見上げてほっとひと息ついてください。もし、下を向いて歩いていても、葉が舞い落ちてくれば、そばに木があるとわかるから。
そして……今日のカフェボンボンは、今までにご紹介した本から、木をテーマにしたとっておきの本をご紹介します。
木にまつわる物語や森の写真が心を癒してくれます。自然のぬくもりを身近に感じたい時に、ぜひ手にとってみてください。
*『木の音をきく』…フィンランドの絵本。「思い出は消えない」をテーマにした感動作です。
*『森へ』…星野道夫がのこしたアラスカの自然の本。太古の森が息づいています。
*『ツリーハウスで夢を見る』…樹上の小屋・ツリーハウスを紹介。究極の大人の夢を実現します。
紅葉の楽しみ方が広がる本は・・・
*『拾って楽しむ紅葉と落ち葉』…落ち葉や木の実を美しい写真とともに紹介。
*『魅せる紅葉』…紅葉する樹木から草、コケやシダまでを紹介。
こちらもオススメです。
*『ポプラの秋』…庭にポプラの木のあるアパートで暮らす母娘の心にしみる物語。
*『樹木ハカセになろう』…木の特徴や不思議を解説。山歩きや散歩好きな人にも。
*『森へ行く日』…エッセイストの光野桃が案内する日本の森ガイド。
Love, まっこリ〜ナ