4月14日:今日は「椅子の日」
座り心地のよい椅子は、作業がはかどったり、長く座っても疲れにくいものですよね。そんな心地よさには、カラダにフィットした”安定感”がポイントになるようですが、寒暖差のあるこの季節は、体調のほか、心の安定感を保つのにもコツがいるのだとか。
心地よい椅子に包まれているときのように、心の安定をキープするには、どんなことに気をつけたらいいのでしょう?
血糖値の急上昇を抑える食べ方で、心の安定をキープ
環境に変化の多いこの時期は、不安を感じたり気持ちが塞ぐこともありがちなため、”心のメンテナンス”が大切ですが、このような症状は季節の変わり目や食べ物が原因で起こることもあるのだそうです。
その”食べ物”が原因になる理由は、糖分をとりすぎたり、食べるタイミングにより、血糖値が急に上がったり下がったりして、気分の起伏が激しくなるため。
これは、いつもならインスリンのはたらきで一定に保たれている血糖値が、甘いものや炭水化物をたくさん食べたり、お腹がすいているときにこれらを最初に食べることで、血糖値が一気にアップすることによるもの。
そして、糖分は、消化・消化が早いため、今度は短時間のうちに血糖値が一気にダウンして、ジェットコースターのようなアップダウンのある動きになるんですって。
そこで関係してくるのが、「血糖値と心のつながり」。
血糖値は急上昇すると興奮したり攻撃的に、急降下すると集中力がなくなりボーッとするといった症状がおきやすくなるのだとか。さらにこの状態が続くと、インスリンが働かなくなり、今度はハッピーホルモンとよばれている”セロトニン”が分泌されずに、ココロの不安へとつながっていくのだそうです。
お腹がすくとイライラすることがありますが、これは胃がカラッポになったからではなく、血糖値が低くなりすぎたことが理由だったのですね。イライラしやすかったり気分にムラのある人は、炭水化物や甘いものを多く食べる傾向があるといわれますが、これも血糖値と関係しているようです。
このように、血糖値はココロと深いつながりがあるため、午後から大切な会議などがあるときは炭水化物を控えめにしたり、野菜やたんぱく質を先に食べてからご飯やパンを食べる”ベジファースト”にすると、血糖値の急上昇をおさえて眠気防止にも◎
また、セロトニンは腸でも作られているため、腸内環境をととのえることも心の安定に役立つそうですよ。
でも、ダイエットや血糖値を気にしすぎて、炭水化物をまったく摂らないのは、NG! 野菜やおかずを先に少し食べてからごはんを食べたり、白米は胚芽米や雑穀に、白砂糖は黒砂糖やキビ糖にというように、加工が少ないもの(茶色のもの)を選ぶという方法もあります。
食べ方しだいで幸せな気分にも、ココロを不安定にもする糖質。血糖値を急に上げない食べ方で、適量をおいしくいただきながら、ココロの安定をキープしていきたいですね♪
大好きな「パスタ」の太りにくい食べ方って?
炭水化物(糖質)が主役で、太りやすいイメージのパスタ。パスタも、血糖値の上昇を意識したり、ソースや食べ合わせなどコツに気を付けると、太りにくい食べ方ができるようですよ♪
「椅子の日」とは?
四(よい)一(い)四(す)「よい椅子」の語呂合せから、オフィス家具などを販売するオフィスレット株式会社が制定により制定された。