今日のカフェボンボンの本棚は、『最後はなぜかうまくいくイタリア人』。
嫌いなことはやらない、計画は立てない、空気も読まない! なのに結果オーライ。ファッション、車、食品など、世界に誇る一流ブランドを生み出してきた国民の秘密とは? 一年の三分の一をイタリアで過ごす著者が、イタリア人独特の仕事の流儀やライフスタイルを伝えます。
『最後はなぜかうまくいくイタリア人』
著者:宮嶋勲
出版社:日本経済新聞社
物事は予定通りになんて運ばない。イタリア人にとって、不測の事態は想定内。不測の事態を予想してあれこれ気をもんでる暇があったら、今を思いっきり楽しむ方がいい。嫌いなことは先延ばしでいいの!
実際、何か困ったことが起きても決してあわてずあきらめず、解決策を見出して最後はなんとかしてしまう、それがイタリア流。
イタリア人の哲学は、人生の「寄り道」を大切にすること。目的達成より脱線を楽しんじゃう。目の前の楽しみに熱中しているうちに、ユニークなアイデアや発想が生まれて最後はうまくいく、自然と結果がついてくるんですね。これが魅力的な製品を生み出す秘訣なのかもしれません。
イタリア人は地図なしの人生を楽しむ天才ぞろい。豊かでスリリングな生き方に驚いたり共感したり。生きるためのヒントにあふれた楽しい一冊です。
Love, まっこリ〜ナ
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