今日のカフェボンボンの本棚は、『フィンランド人が教えるほんとうのシンプル』。
北欧の森と湖の国フィンランドから届いたシンプルライフを楽しむための本、新刊です。日本に滞在した経験をもつ作家が伝える、フィンランドの「ほんとうのシンプル」とは?
『フィンランド人が教えるほんとうのシンプル』
著者:モニカ・ルーッコネン/訳:関口リンダ
出版社:ダイヤモンド社
フィンランド人のシンプルとは、モノを「捨てる」「減らす」のではなく「大切にする」こと。
モノを持たないミニマルな生活が注目される今、「捨てなければ」という思いに駆り立てられるようで、少し息苦しさを感じている方もいるかもしれません。
シンプルライフのあり方をまた違った目線で見せてくれるのがこの本。そもそもモノをあまり買わず「いまあるものを大切にする」フィンランドの人々の暮らしのスタイルを伝えます。
フィンランドではあらゆることを修復させ使うことが前提。古い家具や絵画、食器を親から子どもへと代々伝えていく。古いものは人生の一部であり、かけがえのない物語がつまっているから——。
日々の暮らしで著者が大切にしているのは〝半径1メートルのしあわせ〟。目覚めのいい朝、秋の暗い夜、濃い紅茶の香り、家や庭に灯されたキャンドルの明かり。自分のすぐそばにある小さなしあわせのヒントがつまっています。
Love, まっこリ〜ナ
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