今日のカフェボンボンの本棚は、『屋根ひとつお茶一杯』。
フランス人の著者が自ら実践するシンプルで豊かな生き方を提案。ものを持たずに幸福に暮らす「小さな家」のあり方を伝えます。
住まいとは心とからだを休める場所。自分の身の丈にあった「小さな住まい」こそが、真の安らぎをもたらしてくれる。
物欲や見栄から解放された時に、本当に望むものは何か。著者はさまざまなタイニーハウスを紹介しながら、心の幸福に重きを置く生き方、限りなくものを持たない暮らしを実現する方法を教えます。
なかでも魅力的な著者自身のパリの家。アパルトマンの屋根裏部屋が、ローホーさんの小さな天国です。窓辺に座って古い街並みやグレーの空を心ゆくまで眺める。ローホーさんの魂が喜びで満たされるひとときです。
シックで洗練されたインテリア、家具や照明の選び方、無駄なものを減らすコツなど、小さく暮らすための試みは実用的で楽しいアイデアに満ちています。
小さな美しい暮らしの良さを知り「我が家」を見直すきっかけとなる本。一度心をリセットしたい方にもおすすめです。
『屋根ひとつお茶一杯』
著者:ドミニック・ローホー/訳:原秋子
出版社:講談社
Love, まっこリ〜ナ
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