10月13日:今日は「サツマイモの日」
ゆたかな甘みで料理やお菓子作りに大活躍してくれたり、食物繊維やビタミンCが豊富なサツマイモ。サツマイモのビタミンCはでんぷんに包まれているので加熱しても損失が少なく、カラダのなかにしっかり届いてくれるのだとか。
そしてたっぷりの食物繊維は、腸内をキレイにしてくれることで有名ですが、「腸内環境をととのえる」とどんなイイコトがあるのでしょう?
腸内環境が整う→セロトニンが分泌→幸せに!
前向きな気持ちにしてくれるハッピーホルモン(セロトニン)。このセロトニンは脳内物質でありながら約95%は腸でつくられているのだそうです。そしてこのセロトニンは腸内環境がいいほどしっかり分泌されるのだとか。腸は第2の脳・美容と健康は腸からといわれるように、腸内環境がよいといろんイイコトへとつながっていくのですね。
腸内環境をととのえるには、毒素をカラダの外にだしてくれる「食物センイ」をとるといいといわれますが、サツマイモは腸内をキレイにしてくれるピッタリの食材。それは、ジャガイモの2倍といわれる食物センイにくわえ、善玉菌をふやしてくれる「レジスタントスターチ」や排便をスムーズにしてくれる「ヤラピン」も含まれているから。
これらの成分は皮に多く含まれているので、皮ごと食べるのがオススメです。気になるカロリーは100gで約160kcalとごはんとほぼ同じなので、蒸すなどのシンプルな調理で食べれば、満腹感も栄養価もたかいダイエット向きの食材といえるのではないでしょうか。
甘いものがほしいときやお菓子の代わりに食べると、おなかとココロにおいしい効果をもたらしてくれそうです。
いっぽうセロトニンをつくる食べものは 大豆製品・赤身の肉・魚・バナナetc…。例えば「サツマイモと油揚げのお味噌汁」などは、腸内環境をととのえ、前向きになれるメニュー!?かもしれないですね。腸は冷えた状態だとセロトニンの分泌が少なくなるので、カラダを温める食事をとったりお腹まわりを冷やさないように気をつけることも大切なんですって。
便秘のときはおなかも気分も重いものですが、腸が元気だとセロトニンがふえたり肌の調子がよかったり嬉しいことがいっぱい!腸内環境をととのえて、ココロも体も軽やかに毎日をすごしたいですね。
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「サツマイモの日」とは?
10月はさつまいもの旬であるとともに江戸から川越までの距離が約13里のため、さつまいもが「栗(九里)より(四里)うまい十三里」と言われていたことから埼玉県川越市の市民グループ・川越いも友の会が制定した。