このところ気分が落ち込んでいたりイライラすることが多くなったと感じていませんか?現代は多くの人が職場や家庭、仕事の付き合いやご近所、ママ友との人間関係やSNS疲れなど、さまざまなストレスを抱えています。
厚生労働省の統計によると、「ストレスがある」と答えたのは全体の半数以上。年齢別では30代~40代のストレス値が最も高く、性別では女性の方が多いという結果が。
ストレスと無縁の生活を送るのは不可能かもしれませんが、イライラしたり憂うつな気分で過ごすのは不健康な上に、せっかくのいい運気も逃してしまいそうですよね!?
今回は、そんなモヤモヤした気分を吹き飛ばして1日を気持ちよく過ごすための“朝習慣”をご紹介します!
1)朝食をしっかり食べる!
ストレスには“コルチゾール”というストレスホルモンが関係しています。この“コルチゾール”は1日の中で午前中に最も体内に多い状態。しかも、このホルモンは空腹時に分泌量が増加するそうです!
朝はお腹が空っぽの状態なので、どんどん分泌されてしまいますよね。ストレスで食欲がないという朝ほどしっかりと朝食を摂る必要があるのです!
大豆に含まれるイソフラボンには“コルチゾール”を抑える働きがあるので、和食派の方なら豆腐や納豆を朝食に加えたり、食欲がなくても豆乳を飲んでから出かけるようにしてみてはいかがでしょうか?
2)ベッドの中でツボ押し!
気分が沈んでしまったり、憂うつな時には目が覚めてもなかなかベッドから出られませんよね。そんな時にはベッドの中でのツボ押しがオススメ♪
頭頂部にある「百会(ひゃくえ)」というツボは自律神経を整えてくれる働きがあるので気分を安定させてくれます。また、両方の手首の横シワの小指側にあるくぼみは「神門(しんもん)」というイライラを鎮めたり不安を解消してくれるツボなので、それぞれ30秒~1分程度刺激してあげましょう!
セロトニンの分泌が減ることでも気分が落ち込んだり不安定になりやすくなるので、セロトニンの材料となる“トリプトファン”を豊富に含んだバナナやアーモンドを食べるのも効果的ですよ。
3)好きな音楽をBGMに身支度をしたり、好きな人の写真を眺める
目覚めたらすぐに自分の好きな音楽を流したり、好きな人の写真を眺めてみましょう!好きな音楽を聴いたり、好きな相手の写真を見るだけで胸がキュンとしたり、ドキドキしたり、いい気分になりませんか?
実はその時、体内にはドーパミンが分泌されています。ドーパミンは脳内物質の1つで、幸せ感を高めたりやる気を引き出してくれます。「今日は仕事に行きたくない…。」と感じる時こそドーパミンの力が役立ちます!
通勤電車の中では語学の勉強や情報収集に終始しているという方も、そんな時はお気に入りの音楽を聴いて周囲の騒音はシャットアウト!仕事へのモチベーションを高めてモヤモヤを吹き飛ばしてくださいね!
4)「今日はいい1日になる!」「絶対うまくいく!」と声に出して言う
不安が頭をよぎったり、問題山積みの仕事を思い出して胃が痛くなりそうな時には、自分にポジティブ宣言をしましょう!言葉には「言霊(ことだま)」があるので、プラスの言葉は良い運を引き寄せてくれます♪
さらに、私たちは期待されればその通りの成果を出す潜在能力があるので、自分が期待する状況を声に出し、自分の耳から脳にしっかりとインプットされるように繰り返し言ってみてください!
独り言のような小さい声ではなく、多少オーバーアクション気味にジェスチャーを交えて声に出すと効果的です♪
「今日のプレゼンはうまくいく!」「(苦手な)○○さんの相手も楽勝!」という具体的なことから、「今日はイイことがある!」という抽象的なことでも大丈夫。鏡の前で笑顔を作りながら、はっきりと自分に宣言してあげてください!
朝は1日のスタートを切る大切な時間です!モヤモヤした状態は早くリセットして、晴れ晴れとした気分で1日を過ごしてくださいね。