ストレス、ためていませんか?
季節の変わり目は気温や環境の変化に伴って自律神経が乱れ、体調不良が起こりやすい時期。自律神経の乱れは体の不調だけでなく心の働きにも影響を及ぼすため、ストレスを感じやすくメンタルケアが大切な時期でもあるのです。皆さんもよくご存知の通り、ストレスは美肌の大敵!ストレスは肌のバリア機能を低下させ、皮膚の老化や肌荒れを引き起こすだけでなくシミ・そばかす・シワ・たるみの原因をつくるコワ〜イ存在。ストレスが無い生活を送るのが理想ですが、現実にはなかなか難しいですよね。
そこで今回は、数あるストレス解消法の中からおすすめしたい“手軽に取り入れられて即効性もあり、美肌にも効果的”な天然の癒し成分「GABA(ギャバ)」をご紹介します♪
GABA(ギャバ)って何?
動物や植物、私たちの体内にも広く存在する天然アミノ酸の1つ。たんぱく質の1種である他のアミノ酸とは異なり、脳内の神経伝達物質としてストレスを和らげ、興奮した神経を落ち着かせる役割を果たしています。その効果が注目を集め、トップアスリートのストレス対策にも利用されているほど!医薬品としても使われている成分ですが、普段私たちが口にするさまざまな食べ物にも含まれているのです♪
私たちの体内にあるGABAはストレスを和らげるため日々消費され、常に不足しやすい状態!積極的に摂ってストレスを溜めないようにしたいものです。
GABA(ギャバ)の効果
GABAにはストレス解消に役立つ色々な効果が認められています。
癒しの効果
人間の脳はリラックスした状態の時にα波が現れますが、GABAを摂取することでα波が多く現れることがわかっています。また、私たちが興奮したり緊張した時には心拍数が上がったり瞳孔が開いたりするものですが、GABAを摂ることで瞳孔が小さくなり、心拍数が下がってリラックスした状態になるのです。リラックスした状態になることで乱れた自律神経を休め、そのバランスを整えてくれるのでストレス解消だけでなく、体の疲れやダメージも回復してくれます♪
抗ストレス効果
私たちのお肌も体もストレスがかかることで免疫力が低下し、さまざまな不調の原因になります。ところが、GABAの抗ストレス作用によってストレスがある状況下でも免疫力は殆ど低下しないという実験結果が認められました。日常的にGABAを摂ることでストレス耐性がアップするのです♪
他にも、GABAには質の良い睡眠を保つ効果や血圧を下げる効果、内臓の働きを活発にする効果など、多くの効果に期待が寄せられています。
GABA(ギャバ)を含む食べ物
GABA含有率の高さでは「発芽玄米」が有名ですが、自宅で発芽玄米を作るのはちょっと手間がかかりますし、毎回購入するにはコストも気になりますよね。普通の玄米でも白米の10倍のGABAが含まれるので、まずは玄米を食卓に取り入れることから始めてみてください♪
他にも、トマト・じゃがいも・味噌・漬物などにも多く含まれているので「朝はパン派」という方も、季節の変わり目やストレスが溜まっているなと感じた時は「玄米ごはんにお味噌汁、漬物にトマトサラダとお芋の煮っころがし」といった昔ながらの和食で1日をスタートしてみてはいかがでしょうか?
GABAの効果は30分〜1時間後に現れ2時間ほど続くと言われています。チョコレートやココアの原料であるカカオにもGABAが含まれるので、お仕事女子はランチにも玄米おにぎりを食べ、ブレイクタイムにはチョコレートやココアで一息ついて、仕事のストレスを和らげちゃいましょう!
皆さんのお肌がストレスに負けず、いつも輝いていられますように♪