おはようございます。美容ライターの神野はなです。
この連載では、内側からの美しさを引きだす『腸活』をテーマに、簡単に実践できる方法をご紹介しています。
さっぱりヨーグルトで腸活を
猛暑が続き、食欲が落ちやすいこの季節。そんな時でも、ヨーグルトならさっぱりと食べられそうですよね。
ヨーグルトといえば『腸活』をイメージする方も多いのではないでしょうか。
ただし、ヨーグルトをただ食べているだけでは、腸にしっかり効かせることができていないかもしれません。
少し食べ方を工夫するだけで、腸活効果を高められますよ。
今回は、おいしく食べながら腸活効果を最大限に引き出すヨーグルトの食べ方を5つご紹介します。
ヨーグルトで腸活!効果的な食べ方5つ
【1】食後にヨーグルトを食べる

腸活を目的としてヨーグルトを食べるなら、食後がおすすめです。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌の多くは、胃酸に弱い性質があります。胃酸が食べ物で中和される食後のほうが、乳酸菌が生きて腸に届きやすいとされています。
また、ヨーグルトにはタンパク質・カルシウム・ビタミン類が含まれています。これらは、他の食事と一緒にとることで吸収率が高まることがわかっています。
朝食後に食べると、便通を促す効果も高まりおすすめですよ。
【2】同じ種類のヨーグルトを2週間続けてみる

各メーカーからいろんな種類のヨーグルトが市販されていて、どれを食べればよいのか迷いますよね。
製品ごとに味が違うだけでなく、ヨーグルトに含まれる菌の種類もさまざまであるため、自分に合う菌のヨーグルトを選ぶことが大切です。
試し方としては、1種類のヨーグルトを2種間ほど続けて食べてみてください。便通の改善など、良い変化が感じられたら相性の良いヨーグルトといえるでしょう。
さまざまな菌を取り入れるためにも、ヨーグルトの種類を定期的に変えることがおすすめですよ。
【3】無糖のヨーグルトを選ぶ

加糖タイプのヨーグルトはおいしくて食べやすいですが、意外と多くの砂糖が含まれています。
腸内の悪玉菌のエサとなる精製された砂糖が入っていることが多いです。
せっかくヨーグルトを食べるなら、腸内環境のバランスを崩さず、乳酸菌の働きをしっかりサポートできる無糖タイプを選ぶのかおすすめです。
【4】相乗効果を引きだすトッピングをする

無糖タイプのヨーグルトに、おいしく腸活効果がアップする食材をトッピングするのもおすすめです。
バナナやハチミツに含まれるオリゴ糖は、ヨーグルトのビフィズス菌や乳酸菌のエサとなって、相乗効果で効率よく善玉菌を増やすことができます。
やさしい甘みが加わることで、プレーンが苦手な方でもおいしく食べられますよ。
【5】豆乳ヨーグルトにも注目する

豆乳ヨーグルトは牛乳のヨーグルトと違い、乳製品を含まない植物性のヨーグルトです。コレステロールが含まれず、脂質も牛乳のヨーグルトより少ないため、ダイエット中の方にもおすすめです。
また、大豆イソフラボンが含まれており、女性ホルモンに似た働きで、肌のハリやツヤをアップさせ、肌の老化を防ぐ効果も期待できます。
豆乳ヨーグルトも味や食感がさまざまなので、食べ比べてみるのもおすすめですよ。
【よくある疑問】乳酸菌とビフィズス菌との違いとは?

乳酸菌もビフィズス菌もよく耳にする名前ではありますが、違いについては意外と知らない方も多いです。どちらも腸に良い『善玉菌』ではありますが、種類も特徴も違う菌です。
簡単にまとめたので、ぜひヨーグルト選びの参考にしてみてくださいね。
乳酸菌
・主に小腸にすむ
・酸素にやや強く、多くのヨーグルトに含まれている
・主に乳酸を作り、食べ物を発酵させて腸の動きをサポートする
ビフィズス菌
・主に大腸にすむ
・酸素に弱く、ヨーグルトに加えるのが難しい(含まれている製品もあり)
・主に酢酸と乳酸を作り、腸内の悪玉菌を抑え、免疫力アップにもつながる
まとめ

ヨーグルトの食べ方をひと工夫するだけで、さらに腸活効果を感じることができますよ。
自分に合ったヨーグルトやトッピングを見つけて、腸から元気な毎日を目指してみてくださいね。
暑い日が続く今こそ、腸内環境を整えて、夏バテ予防や肌トラブル対策に役立てていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日も素敵な一日をお過ごしください。

