この連載では、朝活コミュニティ「朝キャリ」のみなさんに、朝の時間の楽しみ方や、朝活をして変わったこと、取り組んでいるチャレンジをご紹介いただきます!
私は、2人の子どもを育てる母として、また自分の趣味として、多くの英語の絵本や児童書に触れてきました。英語育児(おうち英語)を14年、英語での読み聞かせ活動を5年、続けています。
そんな私が実践する、英語の児童書を使った朝の音読習慣と、実感している効果についてお伝えします。
英語の物語を声に出して読む、私の朝習慣
小学校の読み聞かせ活動は、子どもたちの朝の登校後すぐに行われます。この活動に参加する準備として、私は朝に英語音読をするようになりました。
早朝に行われる朝キャリの「もくもく会」で英語音読をしているときもあります。(写真は、小学校での読み聞かせの様子です)
英語音読の効果【1】覚醒して気分すっきり!
さて、英語は日本語と発し方が異なります。英語を発するときは、日本語よりも、喉を開いて、口全体を大きく動かす必要があり、使う息の量も多くなります。
朝に英語音読をすると、英語の口の動きと息づかいによって、口まわりの体操になります。体をストレッチした後のように、覚醒して気分がすっきりする効果を感じています。
英語音読の効果【2】英語思考が身につく!
もう一つ私が感じているのは、英語思考トレーニングとしての効果です。
これは、子どもたちとの「おうち英語」の取り組みの中でも常に感じていることですが、文章を味わいながら読み上げることがそのまま、英文を組み立てるための思考練習になる、というものです。
朝に行うことで、児童書の世界観に触れ、前向きな気持ちになれるところも、私は気に入っています。
春の音読におすすめ!「英語の児童書」2冊
学校の読み聞かせ会では「選書が命」と言われますが、音読学習の素材を選ぶときにも、同じことが言えると思います。これから英語音読を始める方には、次の2冊をおすすめします。
(1)Arnold Lobel(アーノルド・ローベル)作、『Frog and Toad Are Friends(ふたりはともだち)』より「Spring (はるがきた)」
春らんまんの4~5月にぴったり。がまくんとかえるくんのほのぼのとしたやりとりが描かれます。
(2)Dan Gutman(ダン・ガットマン)作、Weird Schoolシリーズから『Miss Daisy Is Crazy!』
アメリカの小学2年生男子の視点で新学期の様子が語られます。こちらも小学生向けの定番ですが、大人の英会話力アップにも直結する、シンプルな表現の宝庫です。
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以上、私がおすすめする「朝の英語音読」についてお伝えしました。
音読も立派な「アウトプット」だと私は考えています。英語を身につけて会話を楽しむために、英語を声に出す練習は欠かせません。
平易な文章でつづられる児童書を使って、英語音読を始めてみませんか。きっと新たな世界が開けることと思います。
Minnieさんのプロフィール
英語育児(おうち英語)14年。小学校での読み聞かせ活動5年。会社員。英語読書を中心とした取り組みで、長女は小6のときに英検1級、長男は小5のときに英検2級を取得。「子どもの英語習得」をテーマにnoteで発信中。
note:Minnieの超シンプル英語育児
