おはようございます! ヨガインストラクターの高木沙織です。
『春眠暁を覚えず(しゅんみんあかつきをおぼえず)』は、「春の眠りは心地が良いので、夜が明けたことも気づかずつい寝過ごしてしまう」という意味のことわざです。
もし、このことわざ通りに春は他の季節よりも睡眠時間が長くなるとしたら、起床後の体がガチガチ―なんてことになっているかも?
なぜなら長時間同じ姿勢で寝ることで、体の同じ部分に体重がかかり続けて血行不良が起こり、筋肉が凝ってしまうからです。それが顕著に現われるのが、腰。
そこで今回おこなうのは、「腰」のストレッチです。
筋肉を動かしながらストレッチをおこない、滞りがちな血液の流れにもアプローチしていきます。
【ひざを倒しておこなう】「腰まわり」のだるさに効く簡単ストレッチ
1)仰向けになりひざを立てたら、足首をクロスさせる。
→腕は、体側から少し離した位置に下ろします。脚を腰幅程度に開いたら、足首を中心にひざ下をクロスさせましょう。
姿勢がツラい場合、かかとの位置を前後に調整してみてください。
2)【息を吐きながら】左ひざを外側に倒す。
→呼吸に合わせて、ゆっくりとひざを倒します。脚は床につかなくてもOK、無理のない範囲でストレッチをしましょう。
上半身を固定すると、ストレッチの伸び幅が広がります。
3)【息を吸いながら】1の姿勢に戻る~【息を吐きながら】右ひざを外側に倒す。
→2~3の動きを呼吸に合わせて繰り返します。<回数:5呼吸×3セット>
4)足を反対に組み直して、同様にストレッチをおこなう。
ポイント
腰が床から浮きやすい場合は、腰で床を押すイメージを持ってみましょう。床に近づけやすくなります。
それでは今日も、良い1日を!

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