おはようございます!ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回おこなうのは、腰~お尻のストレッチ。
腰やお尻のダルさ・不快感の原因のひとつには、「仙腸(せんちょう)関節」との関係があげられます。
「仙腸(せんちょう)関節」って?
仙腸関節は、背骨の下にある仙骨が骨盤の左右にある腸骨と組み合わさった関節。
骨盤のうしろ側にあり、上半身と脚をつないで骨盤を安定させる役割を担っています。
例えば中腰での作業や不用意な動作、長時間の同じ姿勢などはこの仙腸関節に負担をかけ、腰~お尻のあたりに痛みが出やすくなると言われているので気を付けたいところ。
ここでは、仙腸関節にアプローチするストレッチのやり方を紹介していきます。
腰~お尻の痛みや上記の姿勢に心当たりがある人は、仰向けになって姿勢を整えるところから始めていきましょう!
【仰向けで40秒】「脚を前後に押し引きする」ストレッチ
1)仰向けになり、ひざを立てる。
→ポイント:腕は体側に下ろし、脚はこぶし1個分開く。腰で床を押すイメージで恥骨を上に向ける。
腰が反りやすい場合、下にたたんだブランケットやバスタオルを敷いてもOK。
2)両脚を床から持ち上げる。
→ポイント:お腹が苦しくならない程度に脚を引き寄せ、手はひざに添える。
3)片脚ずつ交互に前後に「押す~引く」。
→ポイント:手で動きをサポートし、脚を交互に押し引きする。脚の前後の動きを感じながら、10回×2セットおこなう。
注意点
動きはゆっくり、丁寧に!
痛みが強い場合は、無理におこなわないようにしましょう。
それでは今日も、良い1日を!

【1回3分】不良姿勢→スッと背筋が伸びた「美姿勢」を目指す!簡単ストレッチ
☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!