おはようございます。クリンネスト1級、ズボラなお掃除スペシャリストせのお愛です。この連載では、ズボラさんでもできる簡単なお掃除術をお届けしています。
今回は、年末の大掃除で苦労する人が多い「キッチンの油汚れ」を簡単に落とすコツをお伝えします。
キッチン掃除は12月にやると損!?
キッチン掃除の中で特に大変なのが、換気扇などのベタベタした油汚れですよね。
年末の大掃除でまとめて掃除する人も多いと思いますが、実は、気温が低い時期に油汚れをとるのは労力の無駄遣い。油が固まっているので、ゴシゴシ擦ってもひろがるばかりで簡単には落ちません。
油汚れは、冬が来る前に落とす方が断然ラクですよ。
【1つめのコツ】「油が固まらない温度」で掃除する
なるべく簡単に油汚れを落とすためには、油が固まらない温度で掃除をすることが大切です。掃除は春〜秋にお湯を使ってすると、時間も労力もぐんと減らせます。
拭き掃除の際も、熱めのお湯を使うと汚れがゆるんで落ちやすくなりますよ!
【2つめのコツ】洗剤が反応するまで「時間をおく」
例えば、ベタベタ、ギトギトの換気扇のフィルター。洗剤をかけたあと、すぐにゴシゴシと擦っていませんか?洗剤の力を最大限に発揮させるには、汚れと反応するための「時間」が必要です。
時間をおくことで、洗剤が油汚れを浮かせてくれるので、いつもよりスルッと落とせますよ。
頑固な換気扇の汚れには「つけ置き」
換気扇やコンロの五徳など、頑固な油汚れはつけ置きで落としましょう。お湯に洗剤を入れたら、30分ほど浸けおきして固まった油汚れをゆるめます。
ビニール袋を二重にして、その中で浸けおきするとシンクが汚れずにすみますよ。つけ置きが終わったら、ブラシなどで軽くこすって汚れを落としましょう。
年末がラクになる!「秋の大掃除」で手放したいもの5つ
まとめ
使う道具は一緒でも、「寒くなる前にお湯を使って掃除する」「洗剤をかけたら時間をおく」、
この2つを実践するだけで、いつもよりラクに油汚れを落とせますよ。キッチンの油汚れ落としは、年末の大掃除まで待たず、今のうちにサクッと終わらせておきましょう!
☆この連載は【隔週日曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!