7月24日:今日は「土用丑の日(一の丑)」
土用は、暦の上で立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間のこと。その中で十二支が丑の日となる日のことをいうのだそう。
さて、夏の土用の丑の日では「うなぎ」を食べて夏バテを防ぐ習慣がありますよね。今日は、うなぎが夏バテ予防に良い理由について調べてみました。
うなぎには栄養がいっぱい!
ふっくらと柔らかく、脂がのったうなぎ。炭火焼きの香ばしさや甘辛い味つけ…「たまに猛烈に食べたくなる!」という方も多いのでは?
夏の土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は、江戸時代に平賀源内が発案したといわれているそうですよ。
農林水産省のホームページによると、うなぎにはビタミンA、B1、B2、E、Dなどのほかに、カルシウム、鉄分、亜鉛、脂質(DHA、EPA)などの栄養素が豊富に含まれているそうです。
夏バテを予防したり疲労回復が期待できたりと、体に良い栄養素が多いからこそ、昔から暑い夏に食べたい食材とされているんですね。
土曜に限らず「最近疲れたなあ」と感じるときは、睡眠、休養、そして、うなぎも選択肢に入れてみるのはいかがでしょうか。
うなぎ×山椒の由来は?
ちなみに、うなぎの蒲焼きに山椒をかけるのは昔の習慣が残っているからなんですって。昔の養殖うなぎはくさみが強かったそうで、くさみ消しに山椒が添えられていたことが今でも習慣として残っているそうですよ!
また、山椒にはこってりしたうなぎの消化を助ける効果もあるそう。
ひとふりの山椒はうなぎのおいしさを引き立ててくれる名脇役ですが、もしうなぎにくさみがなければ出会ってなかったかもしれませんね。昔の人々の工夫に感謝…。
なお、専門店のうなぎはちょっとお高くて、敷居が高く感じることも。もっと気軽に楽しみたいという方は、スーパーやデパ地下で蒲焼きだけを購入し、おうちでどんぶりにするのがよいかもしれません。
物価高に負けないよう工夫しながら、うなぎをおいしく楽しんで、夏バテに負けない体を作りたいですね♪
「土用丑の日(一の丑)」とは?
土用は暦の上で立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間のことで、その中で十二支が丑の日となる日のこと。夏の土用の丑の日を言うことが多い。この日にうなぎを食べて夏バテを防ごうとする習慣は、江戸時代に平賀源内が発案したとも言われる。