朝を楽しむ朝美人アンバサダーのみなさんによるスペシャル連載コラム。ダイエットに悩み20キロ痩せた経験をもつ、ヨガインストラクターのひるかわえみこさんが「自分らしいカラダ」の見つけ方について教えてくれます。（全4回）
おはようございます。朝美人アンバサダーのひるかわえみこ（＠emikoyoga33）です。
前回コラム【自分の適量を知る】編に引き続き、今日は食欲についてのお話です。
食欲が起こるメカニズムとは？
満腹中枢は「お腹いっぱい」という指令を出すところ、摂食中枢は「食べたい」という指令を出すところです。
普段、満腹中枢と摂食中枢はシーソーのようにお互いバランスをとっています。
人間のエネルギーとなる糖分が減ってくると、血液中の血糖値が下がり胃が空っぽになると、胃から「グレリン」という食欲増進ホルモンが分泌されます。
このホルモンは摂食中枢を刺激し、「食べたい」という食欲を起こしてエネルギーの補充を働きかけます。これが食欲が起こるメカニズムです。
一方、食事して糖分をとることによって血糖値が上がり、脂肪細胞から「レプチン」という満腹ホルモンが分泌されます。
食事をすることによって脂肪細胞に脂肪が蓄積されると、「もう食べ物はいりません」と満腹中枢を刺激し、食欲をストップさせます。すると食べたい気持ちはおさまります。これが満腹になるメカニズムです。
つまり、ホルモンの面からみると食欲を出させる「グレリン」を抑え、食欲を抑える「レプチン」を分泌させれば、必要以上に食べることはなくなります。
でも、食べたい欲求=食欲は、突然わき起こってきますよね。強いストレスがかかればかかるほど、強い刺激でそれを打ち消そうとするそうです。
だから 「たくさん食べたい」「甘いものが食べたい」など、強い刺激を求めるようになってしまうんですね。
食べるという行為は、他のストレス解消法と違いすぐに実行できてしまうので注意が必要です。代わりに他の方法でストレスを解消しましょう。
おすすめのストレス解消法
おすすめなのは運動です。運動することで、満腹ホルモン、レプチンに加え、食欲を抑えるセロトニンも分泌されます。
運動で失った水分やミネラル、エネルギーを補給するものが欲しくなり、必要なものを食べたいという「正しい食欲」に変わっていきます。命を維持するために必要なものを体に取り入れていくと、正しい食欲に整っていきます。
元気な時はランニング、今日は疲れているからストレッチなど、運動でも色んなチョイスを持っておきましょう。
また、自分の「好きな事リスト」を作ることもおススメ。食べること以外で、気軽にできるものを考えてみましょう。これをたくさん持つほど、ストレス解消が上手になります。
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いかがでしたか？
今日のポイントはストレスを食で解消しないために、「好きな事リスト」を作ること。特に運動がおススメです。ぜひ、実践してみてくださいね！
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