「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「忙しくても誰でもできる!自分時間のつくり方」では、忙しい中でも朝時間を活用して自分時間を作り出してきた池田さんが、自分とつながる「ほっとした時間」「大好きな時間」「心から好きと思える時間」を作ることで、自分が心地よくいられるセンサーを研ぎ澄ます方法を毎月届けてくれます♪
第16回:楽しい気分で1日を始めるための新習慣(後編)
おはようございます!自分の時間を取り戻す『ME TIME(ミータイム本)』著者、攻めの朝活コミュニティ「朝キャリ」主宰の池田千恵です。
前回の記事では、朝キャン=朝からキャンドルを灯す朝活の効果についてお知らせしました。
後編の今回は、朝のうちに未来を予測してプチ日記を書く「朝のひとこと日記」について紹介します。
半日先の未来を、いい気分で予測してみよう
「朝のひとこと日記」とは、ノートや手帳に、「今日1日がどんな1日だったらいいかな?」と未来を予測して書く日記です。
ポイントは、「まだ実現していない半日先の未来を、あたかも実現したかのように書く」ことです。
普通は日記というと、その日にあったことを夜書くものですが、この日記は朝書きます。
朝「こんな1日の終わりだったらうれしいな」という内容を「ひとことだけ」書けばOKです。
ひとことだけなので、忙しい朝でもすぐに書けます。朝、自分の理想の1日をイメージする「ひとり時間」をつくることで、1日のスタートをそのゴールに向けて過ごそう!という気持ちになります。
すると、あら不思議、本当に実現でき、嬉しくなるので前向きな気分で頑張ろうと思えるようになりますよ。
「朝のひとこと日記」でやることは2つ
ひとこと日記のやり方は簡単。以下の2ステップです。
1. 朝、理想の1日を想像して、半日先の未来を「過去形」で書く
2. 夜見直して、達成できたら「はなまる」をつける
書く内容は、半日だけちょっと頑張ればクリアできることにしましょう。
- 巻き肩を直す体操ができた
- 腹筋を50回できた
- 間食をやめたら0.3kg痩せた
といったような、ちょっとしたことでOK!
「5キロやせる!」といったような大きな目標を最初に掲げてしまうと負担が大きいですし、実現までに時間がかかります。でも、半日だけ間食をやめてみたら0.3kg痩せた、なら、実現できそうだし頑張れそうな気がしませんか?
一歩踏み出せずにいることや、「こうなったらいいな」を朝書くと、1日の行動が少しだけ変わります。その積み重ねが大きな変化に繋がります。
朝と夜、ちょっとだけつくった「ひとり時間」で、毎日が少しだけ楽しくなりますよ。
私がプロデュースする「朝活手帳」では、ウィークリーページに毎日ひとこと、日記を書けるスペースを作っています。
過去にも朝日記については書いているので良かったら読んでみてください!
「夜やるものだ」の思い込みを捨てると、未来が動き出す!
前回紹介した「朝キャン」(朝からキャンドルを灯す)も、今回紹介した「朝のひとこと日記」も、「キャンドルは夜灯すもの」「日記は一日の終わりに書くもの」という思い込みを取り払ってみてわかった、新たな楽しみでした。
みなさんも、「夜やるのが当たり前」と思っていることをあえて朝、やってみませんか?新しい未来の扉が開くかもしれませんよ♪
☆本連載は毎月1日・2日の公開です。
☆前編「ととのってから1日をスタート!「朝キャン」のすすめ」 >> https://asajikan.jp/article/256784