メリット・デメリットを正直に紹介!SNSでも大絶賛の「空中収納」を解剖します

 

おはようございます!整理収納アドバイザーのサチです。

お片づけの現場では、洗面台にあるものたちを浮かせて収納したい!という希望をよく耳にします。
わが家でも長年取り入れている洗面台まわりの空中収納は、家事がラクになる要素がたくさんあるのですが、同時にデメリットもあるということは意外と知られていません。

今回は長年実践してきたからこそわかる、洗面台の空中収納のメリットとデメリットについて紹介します。

どうぞ最後までチェックしてくださいね。

メリットもデメリットもある洗面台空中収納

空中収納その【1】 歯ブラシの空中収納

歯ブラシの空中収納

家族の歯ブラシを吸盤付きアイテムで空中収納にしています。

この収納のメリット

  • 水切れがよいこと
  • 水垢がたまらないため掃除の頻度がとても少ないこと

浮かせているから水垢がたまることはありません。
水まわり特有のぬめりが発生しないので、掃除の手間が省けますね。

時短につながりそうな歯ブラシの空中収納ですが、デメリットもあります。

デメリット

  • 水撥ねの可能性があり衛生面で不安があること

洗い場が近いので、水撥ねを完全にガードすることはできません。
気になる方は避けた方がよさそうですね。

空中収納その【2】掃除道具

掃除道具の空中収納

歯ブラシと同じように、掃除に使うスポンジも洗面台内に空中収納しています。

この収納のメリット

  • 掃除道具をさがしたり片づけたりする手間が減ること

手間が減るので、掃除へのハードルはぐんと下がります!
掃除を習慣化させたい方には、掃除すべき場所に掃除道具を浮かせて収納することを強くおすすめしたいですね。

デメリット

  • 洗面台のサイズによっては、暮らしの邪魔になってしまうこと

顔を洗うときなど、洗面台を広く使いたいときは邪魔になる可能性があります。
ラクをとるか、広さをとるか、悩ましいところです。

空中収納その【3】 うがいコップ

うがいコップの空中収納

うがいコップはマグネットで浮かせられるものを愛用しています。

この収納のメリット

  • 水切れがよいこと
  • 接触面を減らすことでぬめりが発生しにくいこと

歯ブラシの空中収納と同じように、水切れがよく、ぬめりが発生しにくいため、掃除の手間を省けます。
また、開口部分が上を向いていないため、中に水が溜まらないのは衛生面でもよさそうですね。

いっぽうデメリット

  • 接着面が汚れやすいこと

うがいコップを空中収納にするためには、吸盤タイプのものか、マグネットタイプのものを使って浮かせる必要があります。
吸盤タイプだと吸盤まわりが汚れやすくなり、吸盤そのものの掃除もしなければなりません。
マグネットタイプだと、磁石に錆が付着する可能性が高く、わが家も例にもれず錆が付着してしまいました。

アイテムそのものの汚れが目立つ可能性があることは覚悟しておいた方がよさそうです。

***

それぞれの空中収納についてメリットとデメリットを挙げましたが、わが家はメリットから受ける恩恵に魅力を感じたため、3つの空中収納を継続しています。

とにかくぬめりをなくして、掃除の頻度を下げたい方には空中収納をおすすめしたいですね。

まとめ

今回は、洗面台の空中収納のメリットとデメリットについて紹介しました

SNSなどで誰かが絶賛しているからと言って、手放しでそのやり方を取り入れるより、きちんとメリットもデメリットも把握したうえで、自分のご家族にあうやり方を取り入れていくことをおすすめします。

いつもご訪問いただきありがとうございます。片づけやすい環境づくりのことなど、Instagram(@iebiyori)のコメントでも質問をどうぞ!

☆この連載は【隔週金曜日】更新です。次回もどうぞお楽しみに!

 

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整理収納アドバイザーサチさんによる、1日を快適に過ごすための片づけレッスン♪
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整理収納アドバイザー サチ

3人の子どもを育てながら鹿児島から発信する片づけのプロ。個人宅での整理収納コンサルティングの他、セミナー講師、コラムニストとして活動中。

現場、セミナー、web上など、さまざまなフィールドから、もっと暮らしを整えたい方へ向けて、サポート&発信しています。ワニブックスより『片づけ日和』『50点家事 – めまぐるしい毎日でも暮らしが回る –』を出版。

blog : IEbiyori
Instagram : @iebiyori
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