おはようございます! ヨガインストラクターの高木沙織です。
今回ほぐしていくのは、“肩甲骨を動かす筋肉”の数々。
朝、起きてすぐなのに肩が凝っていて痛い・ダルい…。そんな経験はありませんか?
寝起きの肩こりは、使っている枕や寝具、寝相のほかにも歯ぎしり、蓄積した心身の疲労、それと冷房による体の冷え(肩まで布団をかけていないときに起こりがち)など原因はさまざま。
それゆえ誰にでも起こり得る症状の1つ、油断大敵です。
寝起きに肩の凝りを感じるときは、肩甲骨周辺の筋肉を動かしてあげるとすっきり感が得られるでしょう。
ここからは、起床後ベッドの上ですぐに始められる「腕まわし」ストレッチをご紹介していきます!
寝起きの肩こりに!ベッドの上ですぐできる「腕まわし」ストレッチ
1)仰向けになり、ひざを立てる。
※ 脚幅はこぶし1個分が目安です。手は体の横につき、腰が反りすぎないように恥骨を軽く突き上げておくと◎。
2)右体側を下にして、横向きになる。
※ 腕は肩の高さで重ね、脚はひざを曲げたまま重ねます。あごが上がっていると首に負担がかかるので、軽く引いておきましょう。腰をわずかに丸めて、緊張を緩めます。
3)左腕を頭上に伸ばしたら、前~うしろに大きな円を描く。
※ 肩甲骨の動きを意識しながら、前まわし・うしろまわし各10回を目安におこないましょう。体の向きを変えたら、反対側も同様におこないます。
ポイント
- ベッドのまわりに障害物がある場合、片付けておくか体の位置をずらして安全におこなう。
- 腕を1周させるのに1呼吸、動きも呼吸もゆっくりと。
- 起床後なので、体に負担をかけないよう可動域に気をつけながら無理のない範囲でおこなう。
それでは今日も、良い1日を!
☆この連載は<毎週金曜日>更新です。来週もどうぞお楽しみに!