内側、外側の両方から、体の美しさにアプローチするヒントを教えてくれるヨガインストラクター高木沙織さんによる新連載♪朝からすっきりきれいになれる、簡単ストレッチを届けていただきます。
はじめまして!ヨガインストラクターの高木沙織です。
朝、寝起きの体は重だるいもの。内臓もお休みモードで、シャキッとした状態とは程遠い朝の時間ですが、そんなときこそ簡単なストレッチをすることで、心も体もいい状態で一日のスタートを切れます。
朝に始めたいビューティーストレッチ。第1回目は、体側を伸ばすことで圧迫されていた内臓をゆるめて目覚めさせる効果に加え、気持ち良さも味わえる簡単ストレッチをご紹介します。
「側屈+腕回し」で伸びが深まる♪朝にぴったりのストレッチ
1) あぐらの姿勢で座り、左手をお尻の横についたら、右腕を斜め上に伸ばして、体の側面を伸ばしながら5回呼吸する
側屈の角度は、心地よさを感じられるところでキープしてください。
2) 息を吐きながら右腕を体の前に下ろし、息を吸って胸を開きながら上に大きな円を3~5回描く。 反対回しも同様におこなう
目線は指先を追いかけます。
肩をやや後ろに引くように意識しましょう。
3) あぐらの姿勢に戻り、今度は右手をお尻の横につき、反対側も同様に(1)~(2)をおこなう
側面を伸ばすときはゆっくりと5回呼吸して、縮こまった体側を伸ばします。
吐く息で手を下ろすのがポイントです。
吸う息で腕を上にあげます。動きと呼吸を合わせることで、より心地よさが増してきます。
ポイントは「肋骨下~骨盤」を意識すること
側屈+腕を回すこのストレッチで意識的に伸ばしたいのは、肋骨の下から骨盤のあたり。
ストレッチにより内臓機能の目覚めを手伝うことで、温かい血液が体内にめぐりやすくなったり、便秘が解消されたりといった効果が期待できます。
まさに、朝時間にピッタリなストレッチなのでぜひ試してみてくださいね。
今日もみなさんにとってよい一日になりますように。
☆この連載は<毎週金曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!