キャッシュレス時代に!毎月の支出を把握するシンプルな方法

 

おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。

自分のお金を、いつ、何に、いくら使ったか、ちゃんと把握していますか?

この数年でキャッシュレス化が進み、クレジットカードやスマホ決済など支払い方法が増えたことで、支出を把握しにくくなっています。

そこで今回は、シンプルに毎月の支出を把握する方法をご紹介します。

キャッシュレス時代に!毎月の支出を把握するシンプルな方法

財布

【1】一日3分、お財布の中身を見る

支払い方法に関わらず、お金を払ったときは必ずレシートをもらう習慣をつけましょう。キャッシュレスでも、いつどこでお金を使ったかレシートや紙で残すと、支出を把握できます。

一日のうち3分だけ、と決めて、毎日レシートを出して何にいくら使ったか、手帳かカレンダーに書きこみましょう

書き込む内容は、例えば

  • コンビニ 300円
  • スーパー 1,756円

このように、店名と金額のみでOK。お金を使うとしても、一日数カ所であることがほとんど。毎日の習慣にすれば、さっとメモをする位の手間で、3分あれば済みますよ。

記入する時間は自由ですが、一日のルーティンになるよう、お風呂上りとか夕食後とか、同じ時間帯にするのがおすすめです。

なお、クレジットカード払いの分は色分けをしておけば、翌月請求となる金額を把握できますよ。

【2】一週間ごとに合計額を出してみる

家計簿

上記の方法で毎日記録した内容を週末に合計すると、一週間でいくら支出したか、クレジットカードで請求となる分はいくらになるかを把握できます。

それを4~5週続けるだけで、一カ月の支出を把握することができますよ。

***

キャッシュレス決済の場合、便利なぶん、お金を使っているという感覚がうすれ、使いすぎになる傾向があります。

こうして、いくら使っているかを日々、毎週確認することで、支出をセーブしやすくなります。一日3分だけ自分のお金に向き合っていきましょう。

 

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朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本

Written by

稲村優貴子(ファイナンシャルプランナー)

2001年FP資格を取得し独立。2006年から6年間日本FP協会鳥取支部長。現在は Life For You 代表として相談・講演・執筆・メディア出演業務を行っている。相談件数は通算3000件以上。TBSテレビ『マツコの知らない世界』監修、日経WOMAN・北海道新聞・週刊ダイヤモンド等への記事提供、HBCテレビ『イチオシ!』出演等。得意分野はライフプラン、iDeCo、保険、年金、家計節約、不動産。
著書:『年収の2割が勝手に貯まる家計整え術』(河出書房新社)
資格:ファイナンシャルプランナー(CFP®)、2級心理カウンセラー、野菜ソムリエ、ヨガインストラクター(RYT200)

★毎月第2金曜日16~17時 82.5 FM NORTH WAVE(ノースウェーブ)のラジオ番組「Ashirias1h(アシリアスワンエイチ)」内『教えてゆきこ先生』というコーナーを担当中(2023年4月現在)
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