おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。
この連載では、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマで、お金にまつわるコラムをお届けします。
毎日の生活に欠かせないトイレットペーパーなどの日用品、そして、調味料、お菓子、野菜、お肉など食品の値上げが続いています。
レジのお会計で「これくらいの金額かな」と予想していても、2割くらい高い支払い額になっていて「えっ!」と驚くことも。
今回は、止まらない値上げラッシュに対抗するための、当たり前ともいえる対抗策を3つ紹介していきます。
当たり前のことから!「値上げラッシュ」への対抗策3つ
【1】プライベートブランドを活用する
食品メーカーのパッケージの品物は値上がりしていますが、企業努力でプライベートブランドの商品は値段を据え置きしているものが多くあります。
プライベートブランドとは、スーパーなどが企画開発したオリジナル商品のシリーズです。食品にとどまらず、生活雑貨、衣料品も展開しています。
イオンはトップバリュー、イトーヨーカドーはセブンプレミアムがあり、セブンプレミアムはセブンイレブンでも購入できます。
【2】食品ロスを減らす
日本の食品ロス量は年間523万トン(農林水産省による令和3年度推計値)となっており国民一人当たり一日114g、年間42㎏となっています。
相当無駄にしていることになりますね。食材を使い切る、食べられる量を作ることで食費はかなり節約できるはずです。
買い物しない日を週に1,2回つくり自宅にある食材でカレーや鍋にして使い切るのもよいでしょう。
【3】調味料を手作りする
ドレッシングやタレ、ポン酢などは、家庭にもあるような調味料を組み合わせたものです。
醤油、砂糖、酢、オイル、塩、コショウ、胡麻、ニンニクなど基本の調味料や食材があれば、アレンジは無限大。
値上がりしている調味料類を手作りすれば、冷蔵庫もすっきりして一石二鳥です。
まとめ
値上がりは続いていますが、できる対抗はいろいろとあります。値下げシールを貼りだす夕方以降の時間にお買い物をするなどもよいでしょう。
値上げを憂うだけでなく、ゲーム感覚で節約を楽しんでみませんか?