“やりたい!”を実現する「やめるリスト」の作り方2つのコツ

 

「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「忙しくても誰でもできる!自分時間のつくり方」では、忙しい中でも朝時間を活用して自分時間を作り出してきた池田さんが、自分とつながる「ほっとした時間」「大好きな時間」「心から好きと思える時間」を作ることで、自分が心地よくいられるセンサーを研ぎ澄ます方法を毎月届けてくれます♪

第7回:新年から「できた!」を増やせる目標の立て方(後編)

朝日

あけましておめでとうございます!自分の時間を取り戻す『ME TIME(ミータイム本)』著者、攻めの朝活コミュニティ「朝キャリ」主宰の池田千恵です。

この連載では、ほっとした時間や大好きな時間、心地よい時間をもっと増やしたい!と思いながらも

「忙しくて自分の時間がなかなかとれない」

「毎日バタバタしてぐったりしてしまう」

「突然できた自由時間を持て余してしまう」

…といったように、時間の使い方に悩む方に向けて、忙しくてもできる自分の時間の作り方、使い方を紹介します。

前回の記事では、やりたいことリストは、やめるリストとセットで考えることがオススメ とお伝えしました。

とはいえ「あれもこれもしたい!」と人生に前向きな方にとって、やめることを考えるのにはちょっとしたコツがあります。後編の今回では、やめることを決めるためのコツを2つご紹介します。

どれか1つ、ピンときたほうを取り入れるだけでも効果があると思いますので、気軽に試してみてくださいね。

(前回のおさらい)「やりたい」と「やめる」はセットで考える

all you need is less

前回は、やりたいことを詰め込むとさらに忙しくなってしまい、できないことも同時に増えるため、やりたい!を増やしたら、その分「やめる」もセットで考えてみることをおすすめしました。

やめることはネガティブなことではなく、自分から心からやりたい!と思ったことを、しっかり選び切ること。やめることへの罪悪感は、今年はしっかり手放していきましょう。

今回は、やりたい!をしっかり選びきるための2つの方法を解説します。

1) やりたい!をHave toとWantに分ける

2) やりたいことのために何をやめるかを書く

やめるコツ【1】やりたい!をHave toとWantに分ける

ノートとペン

2023年に達成したい(Want)と思っていても、よくよく考えてみると、「したい」の中にHave toが混在している場合があります。

本当にやりたいと思っていること=Want

今後の将来を考え「やらなきゃやばい」と思っていること=Have to

この微妙な違いを精査してみましょう。

次の方法を試すと、自分の「したいことリスト」がHave toか、Wantかがわかります。Wantはゼッタイ残すもの、Have toはやめるor他の人や機械などにまかせる方法を考えることで、2023年、したいことをしっかり選び取ることができますよ。

【1】「2023年したいことリスト」全部書いたあと、一個一個「その心は?」を自分に聞いて書き出す

【2】理由がポジティブ寄りならWant、ネガティブ寄りならHave toとわかる

詳しい書き方は、過去記事『人に振り回されない!「自分軸」が見つかる朝ノートの書き方』も参考にしてみてください。

やめるコツ【2】やりたいことのために何をやめるかを書く

ノート

次の方法は、やりたいことリストの横に対応する形で、「そのためには何をやめる?」を横に書いていく方法です。

例えば「今年こそ5キロ痩せたい!」と書いたら、その横に「そのためには何をやめる?」を書いていきましょう。

食後のデザートを毎日食べていたところを、週3や週5に減らす、といった感じで、やめることがすんなり思い浮かびますよ。

***

以上、やりたいことと、やめることをセットで考え、したいことを確実に叶える方法を紹介しました。

2023年は、キツキツパンパンで焦るところから離れ、ゆったりと、楽しく、スルッと願いを実現していきましょう♪応援しています。

☆本連載は毎月1日・2日の公開です。

☆前編「やりたいことがどんどん叶う!「新年の目標」立て方の秘訣」 >> https://asajikan.jp/article/240903

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

忙しくても誰でもできる!自分時間のつくり方

Written by

池田千恵

株式会社朝6時 代表取締役。国家資格キャリアコンサルタント。

外食企業、外資系企業を経て現職。経営戦略としての朝時間活用の仕組みを構築しているほか、個人に向けては会社員のまま成果を出しつつ自分だけの商品を作り、本業以外にも収入経路を持つ方法を朝活で学ぶコミュニティ「朝キャリ」(https://ikedachie.com/course/salon/を主宰。12年連続プロデュースの「朝活手帳( https://asajikan.jp/article/212337 )」など著書多数。

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