■適度な運動週間が睡眠の質UPのキモ♪
生活習慣病予防でも、運動が大切だといわれますが、睡眠の質を高めるためにも、やはり運動は欠かせないようです。

 

Vol.13「3つの体内時計で眠りの質UP!」では、3つの生体時計があると述べましたが、運動は、深部体温や内分泌リズムを司っている主時計を調整するのにとても有効です。

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また、睡眠欲求を高め、眠りを深く安定させるためにも役立つことがわかっているので、眠りが浅い、寝つきが悪いという人には、適度な運動を習慣にすることをオススメします。

 ■夕方に30分ほどの有酸素運動で、翌朝はスッキリお目覚め!
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では、どんな運動をいつすればいいのか。朝時間のサイトですから、ぜひ朝にといいたいところですが、理想的なのは深部体温がもっとも高くなる夕方。この時間帯に少し汗ばむくらいの有酸素運動を30分程度すると良いようです。

 

運動時は一時的に体温が上がりますが、血行が促され、汗によって体温が放熱されると、スムーズに深部体温が下がりるため、眠りやすい状態になります。

 

また、運動による疲労は睡眠欲求を高め、やはり睡眠を促します。そして、運動すると眠りが深く安定するため、睡眠中にしっかりと疲れがとれるため、翌朝はスッキリ目覚められるというわけです。

Vol.12「寒い夜もぐっすり眠ろう」で述べましたが、深部体温が下がらないと人はなかなか眠りにくいという特性があるためです。

 

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朝、目覚めが悪いのは、深部体温が十分に上がっていないことが原因のひとつになるので、朝、身体を動かすことはいいように思えます。でも、朝起きた直後は、心拍や血圧などのリズムが十分に機能していないため、とても不安定。そのため、急に寒い外に出て激しい運動をしたりすると、心臓に大きな負担となり、心疾患が起きやすいことがわかっています。日頃から運動が習慣になっている人や若い人は、それほど心配はありませんが、中高齢以降の人、運動不足の人は、朝はごく軽い運動に留めておいたほうが無難です。深く呼吸をしながら軽いストレッチをするくらいからスタートして、しばらくしたら布団の上げ下げをする程度に。体温を上げるには、部屋を温め、温かい食事や熱めのシャワーにしたほうが良いでしょう。

 

 

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ぐっすり睡眠&スッキリお目覚めのツボ[連載終了・全70回]

睡眠改善インストラクターによる快眠&めざめのヒント[連載終了・全70回]
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睡眠改善シニアインストラクター 竹内由美

日本睡眠改善協議会認定・睡眠改善シニアインストラクター。日本産業カウンセラー協会認定・産業カウンセラー。
米国Mary Baldwin College心理学科卒業。フリーの編集ライターとして美容や健康などに関する記事に携わり、その経験から睡眠やメンタルヘルスの重要性に気付き、上記の資格を取得。忙しい現代人にこそ良質な睡眠が大切だと、雑誌や講演活動などを通して睡眠について伝えている。
著書には「眠りダイエット」(文芸社)がある。

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