大阪でエステサロン「private salon Laule’a」を経営する美容家の寒川あゆみです。
普段のスキンケアは「化粧水をつけて、2、3分で終わらせる」「化粧水と乳液だけのシンプルステップのみ」という方が、意外と多いのではないでしょうか?
今回は、ほとんど予算をかけずに、 おうちにあるもので簡単にできる!「肌回復」美容法についてご紹介します。
ぜひ連休中に試してみてください。
「パシャッ、パパッとスキンケア」は意味がない!?
ついつい「バシャッと」「パパッと」、時短しがちなスキンケア。
家事や子供のことに追われていたり、帰宅時間が遅く自分の時間が少ないと、どうしてもそうなってしまいますよね。
けれども、お肌はミルフィーユのようにいくつもの層が重なり、水分や油分のバランスから肌コンディションを整えています。そのため「バシャッと」「パパッと」とつけるだけでは、きちんと浸透していなく、量が足りていないことも。
もし年齢とともに肌の変化を感じていたり、肌トラブルを防ぎたい!と感じているのなら、休日などに集中ケアすることをおすすめします。
おうちにあるものでOK!低コスト&簡単にできる集中ケア法
スキンケアには「できるだけお金をかけたくない」と言う人も多いでしょう。
今回はいつものスキンケアに「ちょい足し」でできる美容法をご紹介します。
準備するもの
- いつものスキンケア(洗顔、化粧水、乳液、クリーム)
- 洗顔ネット
- コットンまたはフェイスマスク
- 空の容器
集中ケアのやり方
1) 洗顔
泡立てネットを使って、洗顔フォームを泡立てます。
泡が毛穴の中に入り汚れを浮かせやすくするため、きめ細かな泡を立てることが大切です。
顔全体に泡をのせて、泡パックを約20秒間おこない、洗い流します。
2) 乳液でマッサージ
乳液(なければクリーム)を少し多めに手に取り、顔全体に広げマッサージをおこないます。
マッサージによって血液やリンパを促進させます。
くすみ、トーンアップ、むくみ、こりほぐし、フェイスラインの引き締めに効果的です。
- あご先〜フェイスラインを通り、こめかみに向かって約10回流す
- 鼻の側面〜頬を通り、こめかみに向かって約10回流す
- 中指と薬指を使って、目頭から目尻に向かって約5回流す
- 眉毛の下から生え際に向かって約10回流す
- 耳下腺から鎖骨、鎖骨から耳下腺に向かって5往復流す
※乳液(クリーム)が肌にたくさん残っている場合は、余分な油分をティッシュで軽くふきとります。少量であればそのままで大丈夫です
3) 化粧水でコットンパック
- 化粧水を適量手に取り、顔全体になじませる
- 割けるタイプのコットン8枚、もしくは化粧水を含ませて膨らむマスクを用意する
- コットンの場合は、化粧水をたっぷり含ませ、1枚のコットンを2枚に割き、顔全体に貼るように密着させる
- マスクの場合は、化粧水をたっぷり容器に入れ、マスクを広げ、顔に密着させる
- それぞれ約5分ほど置いたあとで外す
4) 乳液、クリームで肌を整える
最後に、乳液、クリームを適量手にとり、手のひらを密着させながらなじませます。
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いかがですか?
たったこれだけで、肌の潤いや透明感が高まり、肌がふっくらもちもちになりますよ。また、フェイスラインや毛穴も引き締まります。
普段使っているスキンケア、洗顔ネットやコットン、マスクなどは100円ショップなどでも購入できるので、ほとんどコストもかかりません。
驚くほど肌を回復させることができるので、ぜひ一度試してみてくださいね!
☆この連載は<木曜日>更新です。次回もどうぞお楽しみに!