大阪でエステサロン「private salon Laule’a」を経営する美容家の寒川あゆみです。
普段の洗顔や洗顔後のスキンケア。普段の何気ない洗顔法や、良かれと思ってしている洗顔後のスキンケアが、実は間違っている場合もあります。
今日の記事では、洗顔時や、洗顔後のスキンケアでやってはいけないNGアクションを5つご紹介します。
【1】洗顔料を使わない
クレンジングはメイク汚れを、洗顔料は落としきれなかったメイク汚れや皮脂、外気汚れを落とす目的があります。
夜、クレンジングオイルやクリームでメイクを落としたあと、洗顔料を使わずにスキンケアを行い、朝は洗顔料を使わずぬるま湯で洗い流すだけ…になっていませんか?
前述のように、クレンジング剤と洗顔料は役割が異なります。夜はメイク汚れ、皮脂や外気汚れが付着しているため「クレンジング」「洗顔料」、メイクをしてない日でも「洗顔料」を使いましょう。
寝ているあいだも肌の代謝による皮脂、汗、古い角質、空気中の汚れが肌に付着しているため、朝は「洗顔料」を使って洗顔をおこなうのがおすすめです。
【2】熱めのお湯で洗い流す
クレンジングや洗顔を洗い流す際、お風呂で顔を洗う場合は特に、熱めのお湯で洗い流していませんか?
肌には乾燥や外的刺激から守るために、皮脂が存在します。熱いお湯で洗うことで、必要な皮脂まで落としすぎて、乾燥を招きやすくなります。
洗顔料を流す際は、ひと肌ほどのぬるま湯、もしくは水で洗い流しましょう。
【3】タオルでゴシゴシ拭きとる
洗顔料を洗い流した後、タオルで水気をふきとる際に、肌をこするような拭き方をしていませんか?
こするように拭いてしまうと、肌を傷つける原因になります。タオルの繊維は押し当てるだけで水を吸収するので、摩擦を加えず、そっと当てる程度で水気を吸い取りましょう。
【4】化粧水をたたきながらつける
洗顔後のスキンケアの際、最後に肌をパチパチとたたいたり、コットンでたたくようにパッティングをしたりしていませんか?
肌は思っているよりも薄く、何層にもなっています。そのため、たたくスキンケアの仕方は刺激が強い場合もあります。
適切な量の化粧水を数回に分けてなじませることで、きちんと成分が浸透します。肌を強くたたかないよう気をつけましょう。
【5】乳液、クリームを省略する
つけた後のベタつきが気になる、必要性がわからないなどの理由で、化粧水の後、乳液やクリームを省いている方も多いようです。
化粧水は角質を整える水分、クリームは化粧水や美容液などの水分を逃さないように保湿力を高める油分で、それをなじみやすくしてくれるのが乳液の役割です。
スキンケアは化粧水だけで終わらせず、乳液をなじませて、クリームで仕上げるようにしましょう。
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洗顔とその後のスキンケアにまつわるNGアクションについて解説しました。
洗顔やスキンケアをちゃんとやっているつもりなのに、肌の調子がよくない…という方、ぜひ今日から見直してみてください。
☆この連載は<木曜日>更新です。次回もどうぞお楽しみに!