おはようございます!料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。
きゅうりが安くておいしい季節。お祭りなどもなかなか開催されにくい夏ですが、一気に夏気分になれる「きゅうりの一本漬け」で、おうちで屋台ごはんなどいかがでしょうか。
漬けて冷蔵庫においておけば、おいしい丸かじりはもちろん、小さく切ったら食べやすい箸休めにも。お好みの形にして楽しんでみてくださいね。
今週のセルフケア食材「きゅうり」
きゅうりの効能
- 体の余分な熱を冷ます
- 体液を作る
- 水分代謝を促す
きゅうりをはじめ、なすやゴーヤ、冬瓜など瓜類に多いのが、薬膳では「寒涼性(かんりょうせい)」と呼ばれる体を涼しくする食材です。
夏場のおでかけや、日の下にいる時間が多かったりすると、体に熱がこもりすぎてしまい様々な不調が表れます。不調とは、のぼせや不眠、過度な発汗などです。
気温の暑い日や、その日の自分の活動で暑さが厳しいと思うときはぜひ積極的にこれらの食材を取り入れて、体の内側から熱中症対策をしてみてくださいね。
朝ごはんやおやつで夏バテ予防!簡単「きゅうりの一本漬け」
材料(作りやすい分量)
- きゅうり 3本分
- (A)酢 大さじ1
- (A)砂糖 小さじ2
- 塩 小さじ1/2
作り方
1) きゅうりは上下をおとし、ピーラーで縦に3か所皮をむく。
2) チャック付きの袋にきゅうり、塩を入れて全体になじむように刷り込む。(A)を加えてよくもみ…
空気を抜いて密閉する。時々上下を返し、冷蔵庫に入れて一晩漬ける。
3) 割りばしを中心にさして完成。
ポイント
塩を刷り込むことできゅうりから水分が出て、漬け汁がまんべんなく行き渡ります。
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☆この連載は【隔週月曜日】に更新します。次回もお楽しみに!