おはようございます!料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。
湿気と暑さで食欲が湧きにくい方も増える時季、頭痛や重だるさにお悩みの方も多いのではないでしょうか。今日はそんな梅雨の体をいたわりながら、なすさえあればごはんが進む!そんな簡単なすレシピをご紹介します!
今週のセルフケア食材「なす」
なすの効能
- 胃の調子を整える
- むくみ対策
- 血液をサラサラにする
梅雨の時季は体の中も湿気が増えてきます。むくみや、頭が重く感じる頭痛、寝ていると口からよだれが溢れやすかったり、食欲の低下や食後の激しい眠気があるなどは、湿気が体にたまって消化機能が低下しているサインです。
そんな季節にぜひおすすめしたいのが「なす」。湿気で疲れやすい消化機能をいたわり、利尿作用で体内の余分な湿気をしっかり逃がしてくれますよ。
黄身がとろり♪簡単ヘルシー「てりなす丼」レシピ
材料(2人分)
- ごはん 2杯分
- なす 2本
- (A)水 大さじ2
- (A)しょうゆ、酒、みりん 各小さじ1
- (A)砂糖、片栗粉 各小さじ1/2
- ごま油 大さじ1
- 大葉 2枚
- 卵黄 2個分
作り方
1) なすはななめ1cm幅に切る。(A)を合わせてよく混ぜる。
2) フライパンにごま油を強めの中火で熱し、なすを並べる。焼き色がつくまで焼き、裏返す。裏面も同様に焼く。火を止めて、(A)を混ぜてから加える。全体を大きく混ぜながら中火にかけ、たれをなすに絡ませる。
3) 器にごはんを盛り、なすを並べる。中央をくぼませて卵黄をのせ、大葉をちぎって散らす。
ポイント
- なすは高温で加熱することで皮の色が残りやすいです
- 裏返した時点で油が少なくても、その後たれを吸うので油は足さずに焼いてください
- たれは直前によく混ぜてくわえることで、片栗粉がダマにならずにとろみづけできます
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☆この連載は【隔週月曜日】に更新します。次回もお楽しみに!