おはようございます!料理家・国際中医薬膳師の齋藤菜々子です。
今日は旬の「新じゃが」を使った、朝ごはんやお弁当、おやつにもおすすめの「のり塩ポテト」をご紹介します。外側の香ばしさと、新じゃがならではのしっとりさがおいしい一品です。
今週のセルフケア食材「じゃがいも」
じゃがいもの効能
- おなかの調子を整える
- エネルギーを補う
- 消化の力を強める
じゃがいもはお腹の調子を整えるはたらきがある食材。消化不良や食欲不振にお悩みの方におすすめの野菜です。
カリウムを多く含むので、水分代謝にも一役。体の中に余分な水分が溜まっていると、まずダメージを受けやすいのが「消化機能」です。水分代謝がうまくいかずに「体内が湿気ている」と、水分の重さが消化の負担となり、さまざまな不調が表れやすくなります。
むくみだけでなく消化機能の不調も気になるときは、ぜひ普段の食事にじゃがいもを取り入れてみてください。
忙しい朝はレンジで時短!新じゃがで簡単「のり塩ポテト」
材料(2~3人分)
- 新じゃがいも 500g(小サイズ9個くらい)
- 片栗粉 大さじ1と1/2
- サラダ油あるいは米油 大さじ3
- ごま油 大さじ1
- 青のり 小さじ1
- 塩 適量
作り方
1. じゃがいもは表面を良く洗う。芽があれば取り除く。
耐熱の皿にのせてふんわりラップをし、600Wのレンジで5~6分程度、竹串がすっと通るまで加熱する。(大きさにより加熱時間は調整してください)
2. ラップを外して粗熱をとり、4等分に切る。ポリ袋に片栗粉とじゃがいもを入れ、軽く振って片栗粉を全体にまぶす。
3. フライパンにごま油とサラダ油を合わせて中火にかける。じゃがいもの余分な粉を払い、切り口を下にしてフライパンに並べる。カリッとするまで触らずに加熱し、もう1面も同様に加熱する。強めの中火で炒め合わせ、全体に焼き色がついたら、揚げ網などにあげて油を切る。
4. 塩と青のりを振って和える。
※お好みでレモンを絞ってもおいしいです!
ポイント
- 予めレンジ加熱をすることで、短時間で火が通ります
- 少ない油でも、低すぎない温度で片栗粉のついた面(切り口)をしっかり加熱することで、香ばしい表面に仕上がります
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☆この連載は【隔週月曜日】に更新します。次回もお楽しみに!