4万人以上のカウンセリング、メイクアップを担当する中で「日本女性を美しく見せるメイク術」を確立!自然体な大人メイクを伝導しているメイクセラピスト荻野愛子さんによる連載「史上最高にキレイになる♪朝の美人メイクメソッド」では、朝のメイクで美人になるヒントを毎週ご紹介します♪
おはようございます。メイクセラピストの荻野愛子です。
肌をキレイに仕上げるために欠かせないファンデーション。
ただただ「均一に」「まんべんなく」塗っていませんか?
もちろんそれが間違いというわけではありませんが、ファンデーションにはアイメイクなどと同じように
ここを意識して仕上げるとよりキレイになれる
というコツが存在しています。
今回は、ちょっとしたポイントで第一印象に差がつく!透明感美肌をつくるファンデーションのコツをご紹介します。
第一印象で差がつく!「透明感美肌」になるファンデーションの使い方3つ
透明感メイクは『下地選び』から
メイクを短い時間できれいに仕上げるために重要となってくるのが『下地選び』。透明感のあるきれいな肌を長時間キープできるかどうかは、選ぶ下地によって決まります!
下地とファンデーションの相性が悪かったり、下地がヨレやすいものだと、せっかくきれいにファンデーションをつけてもイマイチな仕上がりに。
もし、今使っている下地が次の項目に当てはまるという方は、ベースメイクに必要以上に時間がかかっているかもしれません。
- 『感触が固めでのびない』
- 『時間が経つと崩れやすい』
- 『下地をつけると白っぽくなってしまう』
透明感のある肌を作るための下地を選ぶ際、確認しておきたいポイントは次の3つ。
- みずみずしく、伸びの良い感触かどうか
- 汗や水に強い処方になっているか
- 白くなりすぎず、自然な肌色になじむかどうか
下地を購入する際は、この3つのポイントを意識して選んでみてください。時間が経っても崩れない透明肌を、手早く作りやすくなりますよ。
『パウダーファンデーション』は薄く重ねるのがコツ
そして次に大切なのが、パウダーファンデーションのつけ方。
パウダーファンデーションやおしろいなど、粉のタイプのものを仕上げに使用する時は
量を多くつけすぎないこと
が大きなポイントです!
『丁寧にファンデーションをつけたのに、なんだか透明感がない…』
と感じる方は、パウダーのつけすぎが原因かもしれません。
リキッドタイプのもの比べて、パウダリータイプのアイテムは光の反射が多く、「厚塗り感」「白浮き感」が出やすくなります。
パウダータイプのファンデーションは、スポンジを軽く持って、ソフトタッチで軽く重ねていくのが透明感を出すポイントです◎
ファンデーションは「中心から」塗り広げていく
最後にファンデ―ションを塗る時のテクニックを。
きれいな透明肌を作りたい時は必ず、頬や額など『広い面』の中心から塗ること。
上の図のように、広い面の中心から外側に向かってファンデーションを伸ばしていくと、中心から広がる自然なグラデーションとなり、立体的に見える効果が高まります。
目元や鼻筋など細かい部分から始めてしまうと、スッキリ見せたいはずのパーツが重たい印象になりがち。
それは、最初に塗り始める場所が濃く仕上がるからです。その状態から全体の質感をきれいに仕上げていくのは…至難の業!時間がかかります。
『広い面の中心から仕上げていく』
これは、きれいな透明肌を作る時に欠かせないテクニックです。
まとめ
毎日つける方も多い、ベースメークの基本であるファンデーション。ファンデーションを使って透明感のある美肌に仕上げたい時は
- 伸びがよく、さらっとして汗や皮脂に強い下地を選ぶ
- パウダーは多くつけすぎない
- 頬や額の中心から塗り広げる
この3つを守りながら丁寧に塗るだけで、透明感のある美肌度がぐっと高まります。
「はじめまして」の出会いが増える春。第一印象を良くするワンランク上の透明感美肌で、毎日を心地よく過ごしましょう♪
☆この連載は<日曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!